「食に厳しい家庭で育った私がハマっている、家族にもナイショのズボラ飯とは...?」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■食事に関して厳しい家庭で育った私のマイブーム
私は48歳、1歳年下の夫と10代の娘の3人で暮らしています。
最近、私がハマっているのが「ズボラ飯」です。
食事に関して厳しい家庭で育ち、母の手の込んだ手料理を食べて育った私。
私も料理が大好きなので、食事の準備にはいつも気を使って、できるだけ手間暇をかけて調理しています。
例えば、食材の下ごしらえなどは週末にまとめて済ませておき、平日の夜は出来立ての料理がすぐに食べられるように準備は万端。
また、朝ごはんを楽しいものにしたくて、前日の夜に生地を仕込んでおき、バゲットやベーグルを朝からささっと焼くこともあります。
季節の行事のときには、特別なメニューを準備して、器や盛り付けにもこだわります。
さらに、私や夫の同僚やママ友など、親しく付き合っている友人・知人を招いて手料理を振る舞うこともしばしば。
もちろん、これは誰かに強制されたわけではありません。
美味しいものを食べるのが好きなだけでなく、料理、食器、デコレーション好きな私の趣味の一環のようなものです。
■普段なら絶対しない禁断のズボラ飯の魅力とは?
そんな私ですが、ふとしたきっかけに作ったズボラ飯にハマってしまったのです。
きっかけは、仕事の都合で在宅ワークが増えたこと。
夫は基本的に毎日出勤、娘は毎日通学なので、自宅にいる時間が増えたのは私だけ。
夫と娘には毎日お弁当を持たせているため、はじめは自分用にも自宅で食べるお弁当を準備していました。
でも、よく考えたら自宅にいる自分のためにお弁当を作るのは面倒。
そこで、自分の昼食は有り合わせのものを食べることにしたのがすべての始まりです。
もちろん、ズボラ飯が登場するのは1人のとき限定。
お行儀が悪いので、家族や親にはとてもじゃないけど見せられませんし、そのときの私の姿を知人が見たらびっくりすると思います。
私のズボラ飯は小さめの鍋にご飯か乾麺を入れて、味付けは味噌か醤油。
冷蔵庫にある野菜やきのこ、肉類などなんでもぶち込んでぐつぐつ煮込んで、気分で薬味や七味、ラー油などをたっぷり。
もちろん鍋のままいただきます。
意外と美味しくて、後片付けが楽なことにも気づいてしまいました。
普段は家族に対してマナーも厳しく注意していますが、私が鍋から直接食べている姿なんて娘が見たら信じられないでしょう。
このマイブームがいつまで続くか分かりませんが、いまは家族には隠し通すつもりです。
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