海外リゾート地に住んでいるのに...留学生たちの「マナー違反」で最悪の事態に

「40代の女性です。自宅アパートの向かいにできた留学生専用アパート。部屋数に対して駐車スペースが不足していたため、周辺に路駐する車が増加し、悲劇を招く結果に!」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■海外からの訪問者が増え、街が活性化...はいいけれど

海外在住の私(47歳)が住む地域は、日本からも観光客がよく訪れるちょっとしたリゾート地。

コロナ禍に入る2019年以前までは、世界中から観光客が訪れてにぎわっていました。

とりわけ東アジアの某国からの観光客は、年々増加している状況。

某国からは観光客だけでなく、再開発目的のディベロッパーも多く押し寄せていました。

私が生活する静かな住宅地にも再開発の波が押し寄せ、大変な事態に巻き込まれました。

某国関係のディベロッパーは、おもに自国の観光客や留学生、長期滞在者などをターゲットにした、ホリデーリゾートやホテル、アパートなどの建設を盛んに行っていました。

私が住むエリアもその影響を受け、古いアパートが取り壊され、新しいアパートが続々と建てられていました。

そして、私が住むアパートの道路を挟んだ向かい側に、留学生専用アパートが建てられました。

留学生専用アパートが建つと聞いたときから嫌な予感はしていたのですが、完成して学生が入居し始めると、それは的中。

そのアパートは外から見た感じだと20部屋ほどあるのですが、敷地内に駐車スペースは4~5台分しかなく、これが最悪の事態を招く結果になったのです。

■ここは車の展示場?

学生さんたちの多くは、裕福な家庭の出身だったのでしょう。

ほとんどの学生さんが車を所有し始めました。

そして、敷地内に駐車できず溢れ出した車が、アパート前に路駐されるようになったのです。

ピカピカの高級外国車もチラホラ。

場所が足りなくなると、向かい側の私が住むアパート前にも路駐が始まりました。

静かで居心地のいい生活は、車の騒音や学生たちの大きな声で乱されるようになりました。

ある日、とうとう悲劇が起きました。

1匹の猫が我が、家の窓から見える場所の垣根でよく昼寝をしていました。

外で顔を合わせると「ニャ~ン」と挨拶をしてくれるほど、顔なじみの関係でした。

その猫が、ある日を境に姿を見せなくなりました。

私は寝る場所を変えたのかと思っていたのですが、違いました。

近所の人の話によると、その猫はアパート前に路駐しようとした車にひかれて死んだそうです。

とてもかわいそうでしたし、私は路駐をしている車に腹が立ちました。

その後コロナ禍に突入し、瞬く間に留学生専用アパートから留学生たちは姿を消しました。

2024年になった現在は管理者が変わり、看板から「International」の文字が消えています。

どうやら国内外を問わず、学生を受け入れているようです。

路駐もほぼなくなり、アパート前のバス停に学生が立つ姿や自転車に乗っている出かける姿をよく目にします。

しかし、以前のような光景が戻って来ないとも限らないため、管理者には駐車場の整備をしっかりしてもらいたいものです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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