「50代の女性です。日本食は世界で1番美味しいと言うカナダ人の友人がいるのですが、食への探究心とパワーに圧倒されています」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■日本在住の外国人にも日本食は大人気
私の友人(39歳カナダ人)の趣味は「美味しいものを食べること」です。
よく聞く趣味ですが、彼は日本の料理が大好きで「毎回の食事が日本食でも大丈夫!」と豪語するほど。
ほとんどの外国人の方が嫌う納豆も大好きで、同じく嫌われがちな生卵も大好物。
生卵を入れた納豆ごはんが毎日の朝食だそうです。
仕事の関係で将来はカナダに帰国しなければならないため、「在日中に日本中の美味しいものを食べて極めたい!」というのが彼の願いです。
美味しそうなものを見て聞いて、食べたいと思ったら即行動、そして満足するまで食べて極めるのだそうです。
お好み焼きは大阪と広島では違うと聞けば、迷いなく大阪と広島へ。
そうかと思えば「わんこそばに挑戦したい」と、岩手へと飛びます。
彼の日本食を追求するフットワークの軽さにはいつも驚かされます。
■豚骨ラーメンが夢にまで出てきて我慢できない!
そんな彼の日本食追求ですが、最近は仕事が忙しかったらしく、しばらく大人しくしていました。
そんな折、急に彼のSNSに福岡で豚骨ラーメンを食べている写真がアップされ...なぜ、急に福岡で豚骨ラーメン? 何も言ってなかったよね⁉
彼に聞いてみたところ、仕事先の同僚が九州に出張に行った際、福岡で食べた豚骨ラーメンを大絶賛していたのが原因だったようです。
それからどうしても気になってしまい、仕事も手につかなくなり、夢にまで出てくる始末。
調べてみたらとても魅力的で美味しそう...やっぱり仕事をキチンとするためには、実際に食べに行って満足しなければ!
日本食探求の想いが燃え上がった彼は、すぐに飛行機で福岡へ。
結果、ラーメンを合計10杯も食べて大満足。
「地球上で1番美味しい食べものをまた発見したよ」と興奮気味に教えてくれました。
そんなに食べていたら太りますし、身体にも良くないとは思いますが、友人は日本食探求の趣味のため、毎日の運動を欠かせません。
また、普段の食事は自炊し、メニューは野菜中心、もちろん仕事も真面目にしています。
現地では必ず地元の人にオススメの店を尋ねるなど、コミュニケーションを図るのが彼のルールで、「日本の人はどこでも親切に教えてくれるよ」と自慢気に教えてくれました。
そんな彼に「豚骨ラーメンは福岡だけではなく、日本全国にいろいろとバラエティがあるんだよ」と、余計なことをついつい言ってしまった私。
近々日本のどこかに、美味しいラーメンを求める190センチの大きなカナダ人が出現するかもしれません。
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