次から次と...親戚のスノードーム「収集」が「収拾」のつかない事態に!【みなさんの体験記】

「40代の女性です。趣味で土産物店などで売られているスノードームを集めている親戚の女性。いまでは自宅がまるでミュージアムのようになるも、意外な悩みがあるようで...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■揺らすとキラキラ。美しいスノードームに魅せられて

夫(49歳)のいとこのSさん(52歳、女性)は、水で満たされたドームの中に各地の特色を表わす立体物がデザインされた「スノードーム」を集めるのが趣味です。

旅先で購入し、ダイニングの壁にDIYで設置した棚に陳列して飾っています。

20年ほど前から集め始め、現在では国内外で収集したものが100個以上あるそうです。

私(47歳)は2006年に夫と一緒にSさんの自宅を訪ねたことがあるのですが、その頃はまだ10個にも満たないほどでした。

それがいまでは、ミュージアムのようになっているのですが、現在あるスノードームの多くは、自分で集めたものではなく、友人や知人、親戚などからお土産としていただいたものなのだそうです。

そしてSさんはいま、そのスノードーム収集に関して困っていることがあるそうです。

みんなが想像以上に協力的なため、次から次とプレゼントされ、展示が追い付かなくなっているのだとか。

Sさんの夫の母親(70代)は兄弟が多く、親類縁者が少なくとも50人以上はいます。

親戚づきあいも盛んで、SNS上には一族専用のグループまで設けられているほど。

その多く方がSさんのコレクションに協力しているため、友人や知人も含めると、協力者はとてつもない数になるとか。

■旅先で見つけたら、手軽に買えるのも要因に?

スノードームは値段的にも手ごろで、お土産として買いやすい性質もあるのでしょう。

私の夫もSさんの話を聞いて以降、旅行の際には必ずスノードームを買って、4~5個は贈っています。

Sさんは新しいスノードームを展示すると、SNS上に写真付きで報告してくれます。

いろいろなデザインのスノードームを見るのはとても楽しく、「これを見るために私も行ってみたいな」と思わせるものもあります。

おもしろいことに「いかに珍しい場所やデザインのものを」と、贈る側が競い合うムードすら感じられます。

気のせいかも知れませんが...。

そういうわけで、現在Sさんの手元には展示されていないものも含めて、膨大な量のスノードームが集まってしまい、棚を増設する場所がないため頭を悩ませているのだとか。

私が「自分で現地を訪れて収集するのが楽しいんじゃないの」と言うと、夫は「なるほど、それもそうだな」と素直に納得し、いまは贈るのをやめています。

Sさんは「みなさんに感謝」と言っておられますが、よくよく考えてみれば、Sさんも当初の目的はそうだったんじゃないのかなと思えます。

とりあえず自宅に溢れかえるスノードームを、Sさんがうまく展示や保管できるのを祈るばかりです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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