顔面蒼白でブルブル...原因不明で発症した妻の「糖尿病」。夫婦で健康生活を始めると「思わぬ効果」が

「健康オタクな50代の男性です。妻の病気がきっかけで、炭水化物を抜いた食生活を送ることになったのですが、どちらかというと私のほうに恩恵がありました」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■「糖尿病」と診断された妻。しかし原因は不明で...

2016年、妻(当時46歳)が体調を崩して入院しました。

検査して発覚した病名は糖尿病。

しかし「1型糖尿病」という、ちょっと聞いたことのない病名でした。

「え? 1型って何?」と、すごく不思議に思ったことを覚えています。

生活習慣が主な原因でおこる糖尿病は「2型」というものらしく、妻の場合は原因不明で発症する「1型」というものでした。

病状は似ているのかも知れませんが、原因が全然違うと説明を受けた記憶があります。

1型糖尿病の特徴は、膵臓からインスリンがほとんど出なくなってしまうということらしく、私の妻もそのタイプでした。

インスリンが分泌されない体内には糖が分解されず残ってしまい、高血糖状態になるそうです。

その結果、いろいろな不調が出てきてしまうのです。

妻は2週間ほどで退院し、その後は至って普通の生活を送っていましたが、インスリン注射を打つという習慣がプラスされました。

食事をすると血糖値が上がるので、それをインスリン注射を打って下げるというものです。

そのコントロールはなかなか難しいようで、低血糖の状態になると顔面蒼白になって体が震え、高血糖の状態になるとすごくダルくなるそうです。

■炭水化物を控えた食事を始めた結果...

そこで我が家では、妻の病状に配慮した食事を作るようになりました。

もともと妻は、うどんやパスタ、たこ焼きやお好み焼きといった麺類と粉ものが大好きでした。

これからはそんな食生活を送れません。

血糖値を上手にコントロールすべく、炭水化物を控えていく生活にチャレンジしたのです。

実は、周囲から「健康オタク」などと呼ばれていた私。

この機会に、炭水化物抜きの食事について学ぶことにしました。

ご飯などの炭水化物は、必ず重さを測って糖質を管理。

夕飯は炭水化物をなるべくとらず、野菜中心のヘルシーな食事がメインになりました。

私も妻とほとんど同じ食事をするので、炭水化物をあまり食べない生活を一緒にしていたのですが、次第に私の体重が減っていきました。

よく聞く「炭水化物ダイエット」をしているのと同じですから、体重も減って当然です。

その後も玄米が血糖値の上昇を抑えるということで食べてみたり、どの食材には糖質がどのくらい含まれているか調べたり、どんどん健康知識が増えていきました。

そんな食生活を続けていると、私の体はどんどんスリムになり、体脂肪は減少、さらに健康的な体になっていきました。

それから7年、妻の体調が改善されて、私はますます健康に。

現在も健康に関する「オタ活」を楽しんでいます。

 

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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