「43歳の女性です。以前働いていた会社の元上司は、真冬も暖房器具を一切使わず過ごす人でした。確かに電気代は浮くと思いますが、寒いのは平気だったのでしょうか? どうやら独自の理論があったようですが、正直、理解不能です...」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■冬でも窓を開けて寝るって北国育ちあるある!?
私が以前勤めていた職場のGさん(当時40代後半)は北国育ちでした。
ある日の職場の飲み会で、「冬のお風呂場って寒いよね。浴槽に入ると、つい長風呂になっちゃうよね」といった話をしていたら、Gさんが話に入ってきました。
「俺は冬でも絶対にシャワーしか使わないぞ」
そう話すGさんに周りの人は「えー寒くないの?」と驚いていたのですが、私の夫(54歳)も北国育ちで同じく年中、真冬でもシャワー派です。
そのため、私は「北国育ちあるあるなのかな?」とそれほど驚きませんでしたが、次のGさんの言葉には驚いてしまいました。
「俺、子どもの頃は冬に暖房器具を使ってたけど、実家を出て以来、冬に暖房つけたことなんて一度もない!」
「しかも俺は冬でも窓を開けて寝るんだ! 8階だから防犯上も大丈夫だし、そうすることで寒さへの耐性がつくんだ!」
えぇ!? 窓開けて寝て大丈夫なの!?
■本人はいたって健康! だけど家族は...
私が驚いてしまったのは、夫やGさんが生まれ育った地域より、いま住んでいる地域のほうが温かいとは言い切れないからです。
夫の実家は、冬は室内でも暖房をつけないと0℃以下。
そのため暖房をガンガンに効かせて、室内を夏くらいの温度にしています。
私が義実家に冬に帰省すると、室内で半袖1枚。
しかも「暑いからアイスクリーム食べようか」と真夏の服装で、アイスクリームを食べる義実家の光景に驚きました。
夫は「実家よりいまの家のほうが寒い。むしろ風邪を引きやすいんだよなあ~」と言う程です。
でも、Gさんはどんなに寒くても暖房を使わず、しかも窓まで開けるなんて...。
Gさんの主張に「そんな人と私は一緒に暮らせない!」と思ってしまいました。
でも、確かにGさんは風邪知らず、病気知らずの健康体で有名でした。
Gさんにとっては健康効果がある(?)のかもしれません。
ただ、家族からは「お父さんのスタイルに付き合うと風邪引くわ! 1人で勝手にしてね」と固く言われていると聞いて、笑ってしまいました。
その後、私は退職して疎遠になりましたが、知人によるといまでもGさんは風邪も病気もせず元気だそうです。
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