「夫よ、そういうことじゃない...」夫の収集品を片づけてほしいと伝えると、意外な結果に!

「デザインの素敵な空き缶など、集めている人も多いのではないでしょうか。私(43歳・女性)も夫もそうなんですが、夫の場合はただ増やすだけで整理もしないため困ったことになっています」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■私も夫も素敵な空き缶などを部屋に飾るのが大好き

夫(54歳)は、私と結婚する前からビンテージを中心とした空き箱や缶、入れ物になりそうなものを、海外製や日本製を問わず収集する趣味がありました。

私自身も古いものが好きで、外国のお洒落なデザインの空き箱や缶をインテリアとして飾るのが大好きでした。

そのため「夫と私で価値観が合っていて良かった。古いものをただのガラクタや空き箱、空き缶って思う人もいるかもしれないけれど、本当に良かった」と、結婚当初は思っていました。

私は、自分の部屋の一部のスペースに好きな箱やお洒落な空き缶などを飾ります。

他の取っておきたい缶などは段ボール1箱分までと決めていて、それ以上は増やしません。

1つ欲しいものができたら、それまで箱にしまっていた中の1つを同じ趣味の友人にあげて、一定量しか持たないようにしています。

また、「部屋の雰囲気を変えたいな」と思ったときには、段ボールの中から選んで、飾ってあるものと入れ替えています。

ところが、夫は増やすばかりで人にあげたり、捨てたりしないため、コレクションを収納している段ボールの数は増えるばかり。

とはいえ、私が好きなものも多いので「まあ、そんなにお金をかけている訳でも、誰かに迷惑をかけている訳でもないしね」と黙認していました。

■子どものものが増えたら夫も考えると思ったのに甘かった!

息子(現在小6)が生まれると、子どものものが増え続けて、収納を圧迫するようになりました。

息子が4年生の時に、学習机、部活の荷物や増える学校用品などを入れる棚も買ったので、部屋も狭くなりました。

息子のものが増えたからって、我が家の収納スペースは増えません。

それくらい夫も分かるはず。

少しずつものを減らしていってくれるだろうから、私は口出ししないでおこう。

そう夫を信じて特に注意しなかったのですが、夫の収集品は増える一方...。

「せめて新しくビンテージの缶とかを買わないで。誰かにあげるとかして減らしてくれないと困る。息子のものも中学生になったら増えるだろうし、考えてくれない?」

私は夫にやんわり注意したのですが、夫は困った顔をしました。

「うーん。1つも手放したくないんだよね。でも分かった、段ボール箱の数を減らすよ」

この言葉に少し期待したのですが、やっぱり甘かった...。

夫の「減らす」方法は思いもしないものでした。

大きめの箱の中に箱、その中に缶、その中にまた缶と、まるでマトリョーシカのように収納していったのです。

夫が減らしたのは「数」ではなく「スペース」でした。

そして「段ボールの数、かなり減ったよ!」と、満足した様子で私に報告してきました。

確かに段ボール箱の「数」自体は減ったのですが...。

収納スペース確保のため、私は自分の洋服や雑貨などをフリマに出したり、買取の店に持っていったりしています。

それなのに夫は非協力的なので、「私の減らそうという努力って意味があるのかな?」と思ってしまいました。

夫に対して「根本的にものを減らしてほしい」気持ちと「夫の趣味だから、あまりケチをつけたくない」という気持ちで板挟み状態です。

でも収納スペースの確保は切実な問題で、とても困っています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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