「お酒が大好きな私(43歳・女性)は、念願の自宅で飲めるビールサーバーを手に入れました。毎晩おいしいビールで1杯...至福の時間だったのですが、それがとんでもない結果を招いてしまったのです」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■生ビールと絶品レバーペーストが習慣になった40代
お酒が好きな私。
特にビールが大好きで、長年「家にビールサーバーを置きたい!」と夢見てきたのですが、3年前にようやく叶えることができました。
ビールサーバーをレンタルし、好きなときに生ビールが飲める環境に...もう最高です。
そして同時期に、近所においしいビストロが開店しました。
そこはテイクアウトもやっていて、中でもレバーペーストが絶品!
初めて食べたときはびっくりするくらいおいしくて、体が震えました。
それ以来「これが家で食べられるなんて最高!」と、しょっちゅう買うように。
毎晩1杯の生ビールとレバーペーストで晩酌...が日課になりました。
レバーペーストは300gくらいあったでしょうか。
最初はちびちび食べていたのですが、そのうち遠慮なく食べるようになってしまいました。
一晩で300g食べてしまうこともたびたびありました...。
そのうえ、チーズやナッツとおつまみもどんどん増えていき、やがて「1日の終わりには飲まないとやってられない!」という体質に。
ビールの量も1杯から2杯と増えていきました。
飲みすぎると翌日の朝が若干つらいのですが、それを乗り切れば夜のお楽しみが待っています。
すっかり晩酌が生きる糧になっていました。
■メタボ一直線の健診結果に一念発起! でもリカバリーには1年かかった...
そんな生活が3カ月ほど続いた頃でしょうか。
ある日、小学生の息子が「ママ! お腹まあるいね!」と、笑顔で私のお腹をパチンと叩きました。
久々に体重計にのってみたところ、なんと妊娠中ですら見たことがない数値になっていたのです!
健康診断の結果も酷いものでした...。
人生で初めて「要再検査」を意味するD、E判定だったのです。
脂質異常、脂肪肝、そして肥満...もうメタボ一直線!
毎日の晩酌が原因としか考えられません。
このままでは病気になってしまうと青ざめた私は、断腸の思いでビールサーバーのレンタルを解約。
レバーペーストは月1回くらいに減らし、週5日ほど自宅でエアロバイクを20分漕ぎました。
ウェアラブル端末を購入して歩数を気にし、会社では息切れしながら階段移動...。
動画を見ながら筋トレと、もう必死!
私なりに必死で頑張った結果、体重は月に1キロずつ減少しました。
これをコツコツと続けた結果、翌年の健診では、ビールサーバーのレンタル前より少し痩せて、検査結果もすべて正常値になりました。
正直、あの晩酌の日々は調子に乗り過ぎていたと思います。
1カ月に1キロ痩せるのもかなり大変だったので、もう暴飲暴食はやめようと思いながら、いまは低糖質のビールを飲んでいます...。
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