家族旅行で「意見は通さないけど、黙っていると怒る」アラフィフ夫。ただただ面倒くさい...！

1歳年下の夫と、10代の娘の3人で暮らしています。

我が家では、長期の休みのたびに家族旅行に行くのが恒例行事となっています。

しかし、ここ数年はコロナの影響で、旅行が難しい日々が続いていました。

もちろん、当たり前だった旅行に行けないことがとても残念だった気持ちはありました。

しかし、実は内心ほっとしていました。

というのも、旅行に出てしまえば問題なく家族で楽しく過ごせるのですが、旅行先を決めるまでがいつも面倒なのです。

なぜかというと、旅行先は「夫が行きたい場所」にしかならないから。

旅先でも基本、夫がやりたいプランが組まれます。

ちなみに、私は行きたいところがないわけでも、家族旅行が楽しみではないわけでもありません。

何にでも興味を持つタイプですし、新しいことや、もともと興味がなかったことでも情報収集しているうちにどんどん好きになっていくことが多いです。

そのため、夫が旅行の行き先を決めるのは不満ではないのです。

不満なのは、私が旅のアイデアを出さないと夫は不機嫌になること。

「家族旅行なのに、意見の1つも出さないとは何事か！」と小言の嵐です。

そうはいっても、行き先について私の意見が通ったことは1度もありません。

どうせ自分の意見を通すのだから、さっさと決めてくれればいいのにと毎回思います。

過去に私が提案したのは、美術館や神社仏閣、遺跡巡りなどです。

それは私がアートや遺跡などが好きだから。

夫はそういうのにはまったく興味がないようで、ふーんという反応。

案の定、行き先はまったく別のところに決まりました。

そういうわけで、今年の旅行先は夫がこよなく愛する海外のビーチリゾートになったのでした。

そういえば、娘が小さい頃も、さらに遡ると恋人同士だったおよそ10年の間も、旅行の行き先を決めていたのは夫でした。

「旅行先は自分が決定するもの」という認識になっているのでしょう。

それであれば、私が意見を出さないことにいちいち目くじら立てないで、自分が行きたいところにさっさと決めてくれればいいのにと思います。

来年もまた同じことが繰り返されるのだろうなあ、なんて思うと少し気が重いです。

超絶めんどくさい夫を、いまさら変えるのも難しいでしょう。

すでに諦めの気持ちが大きい私なのでした。