<この体験記を書いた人>
ペンネーム:yobo
性別:女性
年齢:47
プロフィール:体力の限界と戦う2児の母です。
2023年2月、雨の日のことです。
出先のビルの通路を歩いていた際、通路の壁に着ていたコートの裾を擦ってしまいました。
少し嫌な予感がして、擦った部分を確認してみると、壁に塗装してあった大量のペンキがコートについてしまっていたのです。
ネットで調べてみると、「自分で何とかしようとせず、早急にクリーニング店に持ち込むのが良い」と書いてあったので、早速、近くのクリーニング店に駆け込みました。
そこで、40代くらいの受付の女性(Aさん)に見てもらったところ「大量についてしまっているので落としきれないかもしれない」と申し訳なさそうに言われました。
でも、望みがないわけではなく、「以前にもペンキのついた似た素材のコートを持ってきたお客さんがいて、その時はクリーニングをしてキレイになった」との説明を受けました。
このままにしておいても仕方がないので、そのままクリーニングをお願いしました。
Aさんはペンキのついている位置を確認し、印をつけていました。
ペンキ落としのための料金を支払うと、仕上がりまでどれくらいかかるか分からないので、できあがったら連絡をくれるとのこと。
「だいたい◯月◯日くらいにはお渡しできる」という予定日を教えてもらい、その日は帰りました。
ところが、クリーニング店から教えられていた「予定日」をずいぶん過ぎても何も連絡がないのです。
私はクリーニング店に電話しました。
「◯月×日にクリーニングをお願いして、目安の予定日もだいぶ過ぎているのですが、どういう状況でしょうか?」
すると、電話に出たスタッフさん(Bさん)は「ここにはない」と言うのです。
「それでは、いまどこで止まっているのか調べてもらえないですか?」と尋ねると「それは分からない」との回答。
「でも、予定日も過ぎていますし...」私が言うと「その日は私がいなかったのだから分かりません」と電話を切られてしまいました。
結局、本社に連絡して調べてもらうと、私が預けたクリーニング店内にあることが判明しました。
翌日、クリーニング店にコートを引き取りに行きました。
そのときは、AさんもBさんもいない様子でした。
家に帰って仕上がりの状態を確認してみると...なんと、ペンキが残ったままだったのです。
ネット情報では「早急にクリーニング店に持ち込むのがいい」と書いてあったのに、あの店にお願いしたばかりに、未対応のままでもう何週間も経ってしまいました。
果たして、今さらペンキを落とすことはできるのでしょうか。
私は再びクリーニング店の本社に連絡をしました。
すると「再びクリーニングをしてみます」との回答が。
私は再度、コートをクリーニング店に持ち込むと、翌日には本社から連絡がありました。
「従業員同士のコミュニケーションが不十分だったため、シミ抜きを施していなかったようです。これからコートについているペンキを落とす作業をします。このようなことになり申し訳ありません」
という説明を受けました。
結局、私のコートは1カ月以上の時間を経て、すっかり春になってから、キレイになって戻って来ました...。
次回からはそのクリーニング店を利用するつもりがないのは言うまでもありません。
人気記事:夫の実家の異様な食事風景。座ることも許されず壁に向かって立たされた私《かづ》
人気記事:《漫画》「結納金は空の封筒で良いかしら?」だと!? 結婚に水ばかり差す義母にイラッ<前編>
人気記事:《漫画》「嫁の産んだ子どもが可愛くない」とまさかの暴言! 親戚中がドン引きだよお母さん!<前編>
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。