<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:52
プロフィール:今年は子どもが受検なので気を引き締めなければ!
2023年1月の話です。
その日は休日、そしてとても寒い日だったので、夕飯は鍋にすることになりました。
鍋は下ごしらえの必要が少なく、美味しいですし、楽なので好きです。
その日は塩味ベースに野菜と鶏肉とワンタンを入れた鍋にしました。
お好みでポン酢や橙で食べるととても美味しくなります。
同居している義母(75歳)も一緒に食べます。
しかし以前、鍋を食べたときに気づいたのですが、義母はいろいろな具材を取るのではなく、お玉で肉やワンタンがある箇所をいっぺんにすくってしまうので、いつも同じ食材ばかり持っていってしまいます。
そのため、夫(52歳)や娘(15歳)から散々文句を言われていました。
それ以来、鍋のときは義母が食べる分を私が取り分けるようにしています。
さて、この日も私が取り分けることに。
基本的に好き嫌いなく食べる義母なのですが、あまり器いっぱいに盛ってしまうとこぼしてしまう可能性もあったので、器の半分くらい盛りました。
しばらくして、義母の器が空になっているのに気が付きました。
「お義母さん、(おかわり)取るよ?」と声を掛けましたが、「うん、大丈夫」との返事。
いらないということなのでしょうか。
好き嫌いはない義母ですが、ワンタンはあまり口に合わなかったのかと思い、残った鍋は冷蔵庫にしまいました。
ところが夕飯後、私がお風呂から出て台所に行ったらびっくり!
義母が鍋を開けて、菜箸で直に食べているではありませんか!
私はびっくりしていまい「お義母さん! 食べるのはいいけど直箸はダメだよ!」と声を掛けたら義母も大慌て!
見られるとは思っていなかったのでしょう。
「ワンタンが美味しくてどうしても一口食べたくて...」と言ってきました。
あれ? 夕飯のときは「いらない」と言っていたのですが、たくさん食べると悪いと思って遠慮したのでしょうか。
義母にはこういう面があり、例えばジュースを美味しそうに飲むので、同じのを買ってくると「これあんまり好きじゃないんだよね」と...。
美味しそうに飲んでいたのに違ったのか、なんてことがありました。
また、以前テレビで手相の特集をしていたとき、義母は真剣に自分の手のひらを確認し、見比べていたことがありました。
手相に興味があるのかと思って聞くと「なんとも思ってない」との返事が。
どうも義母の行動や表情だけでは気持ちが分からず、私は空回りしがちです。
鍋の件も、まだ元気に自分で取れるうちは好きに食べてもらおうと、この件があってからは1人で取ってもらうことにしました。
でも、同じ具材ばかり取ってしまっては困るので、状況を見ながら鍋をかき混ぜる配慮が私には必要になりそうです。
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