<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:51
プロフィール:パート主婦です。この半年の間、冠婚葬祭と学校関係の出費が続いています。キツイなあ。
私が30歳くらいのときのことです。
偶然入ったホームセンターでうさぎを売っているのを見た私は、そのかわいさに一目惚れして購入。
うさぎの体の色は茶色で、ピーターラビットに似ているネザーランドドワーフという種類です。
大人になってもあまり大きくならないらしく、これなら自宅で飼えると思いました。
夫(30歳)と義父(56歳)、義母(50歳)も動物好きなので、みんなでうさぎに話しかけたり遊んでくれていたりしていました。
まだ、子どものいなかった私たちにとって、うさぎは生活に色を添えてくれました。
義母は昼間、仕事で私と夫がいない中、進んでうさぎにエサを与えたり遊ばせていたりしたようです。
さらに、うさぎの入っているゲージの掃除もしてくれて大変有り難かったのですが、そうなると私のやることがなくなってしまうのでちょっと困るくらいでした。
でも、「私が掃除するからやらなくていいですよ」と言っても聞かないので、それ以上は黙っていました。
このうさぎはなかなか臆病で、同じ部屋にしか行きたがりません。
抱っこさえも嫌う性格でした。
それでも私は友人(35歳くらい)の家に泊まりに行くときは、うさぎをケージごと車に入れて一緒に移動するくらいに溺愛していました。
うさぎの気持ちは分かりませんが、私が帰宅すると足にすり寄ってきたので懐いていたのでしょう。
とてもかわいかったです。
出会ってから12年ほどたった2011年2月に朝、起きたらうさぎが死んでいました。
少し前からうまくトイレができていなかったため、弱っていたのだと思います。
悲しみは語りつくせませんが、とにかく亡くなってしまったので、埋葬等を考えなければなりませんでした。
娘(2歳)はまだ小さかったので、義母(62歳)に「埋葬するのを手伝って欲しい」とお願いしました。
すると、義母は「やだ、気持ち悪い」と言ったのです!
あれほどかわいがっていたのに?
私はびっくりしてしまいました。
私が庭に埋葬するための穴を掘りはじめても、ずっと黙って見ていました。
私も素手で触るのはちょっと気が引けたので、軍手をして自宅の庭に埋めました。
結局、庭に穴を掘って埋めるところまで、義母は見ていただけでした。
あんなに可愛がっていたのに、死んだとたんに手のひらを返したような義母の態度を忘れることができません。
義母はどういう気持ちでうさぎと接していたのでしょう。
ただの暇つぶしだったのでしょうか?
もう義母と同居している間は自宅ではペットを飼わない、そう誓った出来事でした。
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