「住んでいた中古マンションが『何かおかしい』と思うようになったきっかけは、夫が『エレベーターが変なんだ』と言い出した頃からでした。気のせいだと流していた私ですが、次第に体に異変が起こるだけでなく、次々とおかしいことが起こり始めたのです。一体何があるの? 恐怖を募らせていた私たち夫婦は、後に恐ろしい真実を知ることになりました...」
親や夫、子ども、友人に職場の同僚、ご近所さん...。アラフィフ女性を中心に、みなさんから寄せられた人間関係の「モヤモヤ」「スカッと」「泣ける」実体験エピソードを、過去の人気記事をもとにして漫画で再構成しました。この時、あなたならどうしますか?
6年前の話です。
私と夫(当時45歳)は、築30年11階建てマンションに引っ越しをすることになりました。
少し古めではありましたが、リノベーション済みの綺麗な部屋でした。
3階の部屋に入居したのですが、入居してから何日か経った頃、夫が「エレベーター変じゃない?」と言い出しました。
理由を聞くと、毎朝エレベーターを利用する際、私たちが住んでいる3階を通り過ぎ、必ず6階に行ってから降りてくるのだそう。
でも、3階に降りて開いた扉の向こうには誰もいないのです。
ロビーから乗るときも、同じ現象が起こるとのこと。
「誰もいないのに必ず6階って怖くない?」
夫はしきりに言っていましたが、私は健康のために外階段を利用していたので、あまり興味がなく「たまたまじゃない?」と話を終わらせました。
ですがある日、大量に買い物をした私は、階段ではなくエレベーターを利用することにしました。
1階に停まっていたエレベーターに乗り、3階のボタンを押します。
すると、3階には止まらずそのまま上昇...。
「え? なんで止まらないの? 3階を押したのに!」
軽くパニック状態になった瞬間、止まったのは6階。
そして扉が開くと、誰も居ない...。
夫の話を思い出し、震えながら閉ボタンを必死に連打しました。
誰も居ないのにどうして6階に行くの?
考えれば考えるほど怖くなり、エレベーターを使わなくなりました。
それからしばらくすると、私はあることに悩まされるようになりました。
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