<この体験記を書いた人>
ペンネーム:GoldenFish
性別:女性
年齢:50
プロフィール:女子高生2人の母です。正社員でいまの会社に約20年ほど勤務しています。
もうすぐ50歳になりますが、意を決して半年前に新しい仕事をすることにしました。
その職場でのことです。
機械を売り込む仕事で、周りはほとんどが20代や30代の人たちばかり。
販売する機械について詳しくない私ですが、いままで培ってきた営業スキルとコミュニケーション能力を信じて挑戦を決めました。
しかし、あまりにもはっきりしたダメ出しにめげる毎日です。
例えば、同じグループのAさん(35歳)。
言葉を選ばずに言えば「デリカシーのかけらもない人」です。
「〇〇さん(私)って何ができるんですか?」「理解できました?」「話聞いてました?」などの容赦ない言葉で責めてきます。
そんな中、とても感じがよく、年齢も私に近いBさん(47歳)とは気軽に雑談できるようになりました。
Bさんは知識や経験があり、何かと質問しやすいため、いろいろと聞くようになりました。
Bさんは一緒に暮らすパートナーはいるようですが、神経質な感じの男の人です。
工場で働く口調の荒い私の夫(46歳)とは正反対で、ぼそぼそと小さい声で話します。
採用責任者のCさん(60歳)に「声が小さいから聞こえない。もっと元気に話して」と、面接のときに言われたのがトラウマになっているそうです。
私はCさんのことを昔から知っていたので、「Cさんはそういう人だから全然気にすることないですよ。そんな聞こえないほど小さくないですよ」とフォローしたところ、Bさんに好印象だったのか、いろいろと助けてくれるようになりました。
あるとき、会社のメンバーの性格などを細かく説明してくれることがありました。
Bさん的にはほとんどの人とは気が合わないそうで、苦手にしていることが分かりました。
Bさんは慎重で神経質なんだなと察した私は、言葉を選んで会話するようにしていました。
私が後から入社して、いろいろ教えてもらっている身でもあるので、丁寧に接しているつもりでした。
また、年齢も私のほうが上で、それなりに気を使ってくれているものと思っていました。
そんなある日、私がBさんに質問したときのことです。
「チームリーダーに説明するときは話をまとめてからのほうがいいですよ。〇〇さん(私)って、ほら、話が長くて要点を得ていないじゃないですか」と、Bさんから言われてしましました。
え? ちょっと待って、いまなんて言ったの?
あまりの失礼な発言にびっくりして「あ、そ、そうですか」しか言えませんでした。
声のトーンから私がぎょっとしたのは分かったと思うのですが、まったく気にする様子がなく、Bさんは「そういうとこ。〇〇さん(私)気を付けて」と、フフッと笑いながら言われました。
私のことを思っての助言だと思うようにしましたが、しばらくは頭に血が上ってしまい、その日は娘とカラオケでストレス発散しないと収まりませんでした。
そう感じられないように頑張るしかないと思いますが、Bさんは善意で言ったのだとしても、あまりにも失礼な言い方だったと思います。
Bさん自身は少しでも人にものを言われると根に持つタイプなのに、人には平気でそういうことを言うのかと知って、以前よりも距離をおいています。
「いつか反撃できるように頑張らないと!」と、自分を鼓舞する日々です。
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