<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:小学生高学年と低学年の2人の子どもを持つパート主婦です。
うちの会社の部長(50代後半男性)は穏やかで優しいのですが、なんだかズレている人です。
なんでそんなことを?と思うようなことをたびたびします。
コロナ禍の真っ只中、時期の朝礼で「社内ではしっかりマスクをしましょう」と話している部長自身がノーマスク。
マスクはしたくないという考えなのかな...?それとも突っ込み待ち?なんて思ったら、つけ忘れていただけでした。
「家とおんなじ感覚でマスクしてなかったわ~。あはは」なんて笑っていましたが、その後もほぼつけ忘れたまま仕事をしていました。
また、部長の身内が新型コロナに感染したときは、濃厚接触者として定められた期間待機しなければいけないのに、なぜか笑顔で出社していました。
周りの人がびっくりして「待機期間中ですよね?」と聞くと「え~そうだっけ? そうなんだ~ごめんごめん」と悪びれずに帰っていきました。
本人は無症状ですし、検査で陰性だったから出社したらしいのですが、会社が定めた待機期間を我々に説明したのは部長ですけど...。
そんな部長ですが、新型コロナの感染者が多かった時期、家族の1人がひどい風邪になったようで、看病のためと2日ほど休んでいました。
しかし、3日目に急に出社して「家族の風邪が重くてね~。でもコロナの検査が空いてなくて、家族はようやく今日検査に行ってくるんですよ」と話しながら、猛烈な咳。
周りがギョッとする中「あはは、僕もコロナかもしれないね〜」と、笑顔で咳き込んでいました。
コロナか風邪か分かりませんが、出社するべきではないような...みんなそう言いたかったと思います。
しかし、空気が読めない部長は、他社の人と電話でやりとりしつつ、自分の症状について話していました。
「いや~僕も咳がすごいんですけど、やらなきゃいけない仕事がたまっちゃって。これやったら帰ろうかな~なんて思ってるんですよ」
いやいや、感染しているかもしれない自覚があるんなら、会社に来ないで...とフロアの全員が思ったでしょう。
結局、部長はメールを確認したり、書類を見たりしていたのですが「なんか具合悪いから帰るね」と、午前中で帰っていきました。
その後、部長の家族は無事検査を受けて、私たちが心配していた通り陽性。
幸い、部長も家族も症状が重くなることはなく回復しましたし、会社でも感染者はでませんでした。
一件落着でしたが、感染リスクもなにも考えていなさそうな穏やかな笑顔は忘れることができません...。
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