<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:42
プロフィール:私(42歳)、夫(53歳)、小学生の息子の3人暮らし。共働き家庭。時短料理、節約料理にハマり中。
小学5年生の息子の話です。
2023年の1月初め、学校の休み時間に息子と友だちが思いきり激突してしまいました。
運動場でお互いによく前を見ていなかったのが原因です。
相手の友だちは体格がよく、息子は小柄で細いので、ぶつかった衝撃で転んだ息子は校庭の花壇の角に右肩を強く打ちつけてしまったとのこと。
学校から連絡をもらった私は青ざめました。
学校に駆けつけると、息子は「痛い痛い」と半泣きでした。
服を脱ぐと右肩周辺が赤く腫れており、学校と相談して私はすぐに近所の校医の整形外科に息子を連れて行きました。
本来、息子はとても我慢強い子です。
昨年の春、息子は転んで腕を骨折したのですが、病院に行く前は「大丈夫、大丈夫」と言っていましたが、かなり腫れていたので念のため病院に行ったところ、「骨折」と診断されたことがありました。
そんな息子がかなり痛がっていたので、私はとても心配でした。
前回骨折したときは日曜だったので、夜間救急がある大病院でした。
今回の整形外科に行くのは初めて。
受付の女性スタッフは優しく、硬直していた息子も幾分顔つきが和らぎました。
診察室に呼ばれて入ると、40代くらいの男性医師がいました。
これで一安心と思いきや、医師の言葉は唖然とするものばかり。
「なんで5年生にもなって、しっかりと前も見てないの?」
「男の子だから泣かない!」
「腫れてるから骨折してなくても痛いに決まってる、腕伸ばしてみて!」
言われながら息子は涙をこらえていました。
一方、看護師さんたちは終始優しく接してくれました。
「運動場で遊んでてもマスクで前が見えにくいよね」
「男の子でも痛いときは痛いよ、泣いちゃうよね」
「レントゲン写真を撮ってみて、大丈夫か分かったほうが安心できるから」
医師が冷たかった分、ずっとフォローしてくれたのが救いでした。
結果は「骨折ではなく筋を痛めて腫れており3週間は安静」とのこと。
男性医師は「『安静』って言葉くらい5年生なら分かるよね」と、最後まで嫌みな態度のままでした。
「物には言い方があるでしょ! しかも『男だから泣くな』とか昭和か!」
そう心の中で思いながらモヤモヤ。
以前、近所の人が「あの病院は近いから行くけど...整形外科はあそこしかないからね」と、遠慮がちに話していたことを思い出しました。
しばらくは医師の対応を思い出すたびに腹が立って仕方がありませんでした。
その後、息子は無事に完治しましたが、今後、もし私や家族に何かあったら、多少遠くても別の整形外科に行くと決めています。
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