<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:42
プロフィール:私(42歳)、夫(53歳)、小学5年生息子の3人暮らし。共働き家庭で、時短料理にはまり中です。
5年程前に知り合った知人女性のAさん(50代前半)は、20年以上前から病を患っています。
彼女は優しくて気遣いにあふれた女性です。
コロナの前は、美味しいものを食べるのが趣味という共通点もあり、数カ月に一度は食事をしていました。
Aさんは手先がとても器用で、ブレスレットやネックレス作りが趣味です。
私にも「〇〇ちゃんに似合うと思ったの」「つい作りすぎちゃった。良ければ使ってね」と、押しつけがましくなく、ハンドメイドのアクセサリーをくれるのです。
私も彼女の好意をありがたく受け取っていました。
ところが、いつの頃からかAさんがこんなことを言い始めました。
「これはあなたのパワーストーンだから、寝るときも身につけてね」
「〇〇ちゃん(私)と私とお揃いで、特別に能力のある人に『エネルギー』を入れてもらったよ」
何だか不安になる言い方ですよね?
彼女が誰かに騙されているのではと心配になると同時に、少し怖くなってしまいました。
確かに、病気がちな彼女は日常生活も大変です。
「なんとか元気になりたい」と、何かにすがる気持ちは、持病がある私にも分かります。
個人の信仰や信じるものを否定するつもりはないのです。
ただ、真剣に勧められると恐怖感を抱いてしまいます。
根がピュアで、騙されやすい彼女の発言は徐々にエスカレートしていきました。
その後も数十万円もするアンクレット(足首用のアクセサリー)を「あなたのためだから」と熱心に勧めてくるので困っていました。
ただ、2020年にコロナ禍になると、Aさんと会うことも難しくなったので、私はどこかホッとしていました。
しかし、今年のお正月に彼女から荷物が届きました。
「2023年、私も〇〇ちゃん(私)もコロナにもならないように! 特別に私が通うアクセサリー教室の先生に宇宙のエネルギーを入れてもらったよ! ブレスレットは私の手作りだよ!」
彼女の手作りのブレスレットと一緒にそう書かれた手紙が入っていました。
Aさんは「宇宙からのお告げやエネルギー」を信じています。
残念ながら私は信じていないので、「こういうのはあんまり興味がないんだよね」と以前に言ったことがあります。
すると、彼女は飲食店の中で大泣きしてしまい、私のほうが困ってしまいました。
今後、Aさんとどう付き合うべきなのでしょうか。
心配ですが、やはり少し怖いのも事実です。
彼女とは仕事の付き合いもあるため、バッサリ切るわけにもいかずモヤモヤしています。
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