<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:子育て中の主婦です。
私は44歳の夫より2歳年上ですが、あまり歳の差は感じていません。
結婚してから私は主婦として子育てをしています。
夫は勤務時間が長いうえ、月に一度は2泊か3泊の出張があります。
私は実家が近いのですが、両親は高齢のため、あまり頼ることもできません。
また、末っ子がまだ幼いこともあり、フルタイムで働くことは諦めています。
このような状況、私の認識では「夫と私は役割分担をして、家庭を維持している」と思っています。
私と夫の関係は完全に対等、結婚当初は夫もそう認識していたと思います。
ところが、結婚から20年ほど経ったいま、夫が威張ることが増えてきました。
先日、長女の塾の送迎時間が迫っていたため、私は急いでシャワーを浴びていました。
とても寒い日だったのですが、湯舟につかる時間もなかったので、わざとシャワーを出しっぱなしにして体を洗っていました。
すると、夫がわざわざ浴室のドアを開けて「電気代も値上がりしているのになんてことをするんだ。どうせ電気代も俺が出すから平気なんだろ」と言ってきたのです。
たしかにシャワーを出しっぱなしにするのはお湯がもったいないかな、と私も感じてはいました。
ただ、料理や子どもの送迎など時間に追われる中で、湯舟に浸かることもできず髪を乾かす時間も取れないから、シャワーで体を温めながら体を洗っていたのです。
しかも、その日は夫は仕事が休みの日。
手伝ってくれればいいものを、夫はずっとストーブの前に寝転がって携帯をいじっていただけ。
内心、私はイライラしていました。
そんなこと言うなら手伝ってくれればいいのに! なんていじわるなことを言うんだろう、と思いましたが、その後の予定も詰まっていて喧嘩している暇はありません。
グッと飲みこんで、寒い中シャワーを浴び終えて娘を迎えに行きました。
一体いつの間に夫はあんなに偉くなったのでしょう。
確かに会社に長い間勤めて、後輩もでき、立場も少しは上がっています。
でも、それは家庭とは別の話。
私と夫はいつの間に対等でなくなったのだろう...とても悲しくなります。
一度は飲み込んだものの、やはりあの発言は許せません。
きちんと私の気持ちや考えを伝えて分かってもらわなければ!
いつ、どのタイミングで話そうか、機を伺っています。
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