<この体験記を書いた人>
ペンネーム:gaspal
性別:女性
年齢:42
プロフィール:私(42歳)、夫(53歳)、小学5年生息子の3人暮らし。共働き家庭。時短で美味しい料理作りに、はまり中。
私には小学5年生の息子がいます。
我が家はいわゆる文教地区で、息子の同級生には中学受験する子も多く、みんな複数の習い事をしています。
保護者会などで会うママたちは、ブランド品だけれどもロゴの主張が控えめのアイテム(こういうのが高いそうですね)を持っています。
その中でも目立っているのが、息子の同級生女子のお母さん・Aさんです。
Aさんは40代後半で、子どもの登校時を見守る朝8時前の旗当番でも、いつも完璧なメイクで現れます。
高いヒールに、巻き髪もクリンクリンです。
物腰は柔らかく、息子にも「元気? 娘と遊んでくれてありがとうね」と声をかけてくれる優しい人でした。
ただ、Aさんに対して、やめてほしいと思うことがあります。
それは、Aさんがとにかく「パーティーが好きすぎる」こと。
Aさんの娘さんの誕生日、雛祭り、バレンタイン、そしてなぜかAさん本人の誕生日と、ことあるごとに「うちで今度パーティーするから都合がつけば気軽に来て〜」とお誘いがきます。
私が「仕事があるので行けないです」「用事があります、ごめんなさい」と断っても全然気にせず、すぐに次のパーティーの誘いの連絡がきます。
Aさんが一番力を入れているのが、仮装に毎年こりまくる、ハロウィンパーティーです。
私も「子どもの同級生だし、家も近いから、一度くらいは行っておこう...」と仮装はせず、手土産を持参して参加したことがあります。
すると、Aさんは某アニメのお姫様の仮装で登場。
子どもなら「かわいらしい」ですみますが、Aさんは40代後半。
いくら美人な方でも妙にチグハグで、コメントしにくく、他のママさんも苦笑していました。
2022年はちょうど新型コロナの第8波で、息子の学校でも学級閉鎖が相次いでいました。
しかし、Aさんから「こんなときだからこそ、みんなで集まってパーッとハロウィンパーティーしましょう!」と連絡がきました。
「いやいや! どういう状況か空気を読んでよ!」と私だけでなく、お誘いを受けた保護者は全員断ったそうです。
するとAさん、子どもたちが通う小学校に直談判したのです!
「子どもたちはコロナでいろいろストレスがあるんだから! 楽しみがあったほうが授業も集中できるはずですよ!」
Aさんの子分のようなママ友たちと、一緒に学校に何度も要請したのだそうです。
学校も最初は「何言ってんだ! そんなことできない!」だったそうですが、しつこいAさんに根負けしたのかでしょうか。
授業に影響が出ないようにと折衷案として別の行事と組み合わせて「ハロウィンパーティー」が行われました。
しかし、それでも不満なAさん。
「学校がお面は作らせてくれたけれど、仮装はさせてくれなかったのよ!」と私や他の保護者に連絡がきました。
正直呆れ果てました。
そんなに仮装パーティーがしたければ、自宅で家族や似た者同士のママたちだけでやればいいのに...。
他の保護者どころか学校まで巻き込むってウザすぎます!
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