「愛を証明してよ」キャバクラ嬢からアラフィフ義兄に突きつけられた「愛の金額」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:濃姫
性別:女性
年齢:45
プロフィール:夫(48歳)、娘(19歳)、息子(14歳)、ポメラニアン(7歳)の5人家族。夫とは離婚に向けて話し合い中。

「愛を証明してよ」キャバクラ嬢からアラフィフ義兄に突きつけられた「愛の金額」 16.jpg

夫(48歳)の実家では、義父(73歳)が自宅の1階でファミリー食堂を営んでいます。

2020年に夫の双子の兄である義兄(48歳)が義父から引き継ぎ、現在は義父と私も一緒に働いています。

義兄は調理師専門学校を卒業後、数年間外の店で修行をした後に2002年から実家の食堂で働き始めました。

義兄は結婚まで考える女性と出会うチャンスがほとんどなく、本人も独身生活を謳歌していましたが、義父から店を任された頃から「自分も家庭を持ちたい」と思うようになったようです。

マッチングアプリに登録した義兄はここで20代の女性と出会い、結婚する気満々で家族にも紹介するところまで来ました。

しかし、彼女は義兄からお金を借りると行方をくらましてしまいました。

「女性なんか信用できない! やっぱり俺は気ままな独身貴族が性に合っているんだ」

などと言っていましたが、2年ほど経過して2022年の1月に友人と行ったキャバクラで、26歳のキャバクラ勤務の女性に出会い、一目惚れをしたようです。

それからは、彼女の出勤日には必ず店を訪れたり、高級ブランド品をプレゼントをしたりして、収入の大半を彼女の気を引くためにつぎ込んでいました。

義兄の話だと、猛烈アタックの甲斐があってLINEを交換し、結婚したいとアピールをすると、彼女も義兄の気持ちに応えると約束してくれたそうです。

義兄は恋人同士だと言い張りますが、デートはいつも彼女がお店のノルマで課せられているアフター(店外での食事)で、それ以外は義兄が彼女の勤めている店に飲みに行くだけです。

私たち家族は、お店でも人気のある彼女が、お金持ちでもなく特に容姿が優れているわけでもない義兄と本気で結婚を考えているとは思えませんでした。

はっきり言えば、自分にお熱を上げている中年男性を利用しているとしか思えません。

いいように利用されている義兄を、義父と義母(70歳)は「店を任せたのに収入の大半を若い女に使ってしまうなんて困った息子だ」と嘆いていました。

そんな中、義兄は「私を本当に愛している証拠を見せて」と高級外車をねだられたそうです。

「あなたの愛が本物なら、あなたと結婚を本気で考える」と言われたらしく、義兄はローンを組んで2000万円以上もする高級外車を「彼女に買う」と言い出しています。

これには義父も義母も大激怒!

家族全員で猛反対していますが、彼女にゾッコンで、彼女の言葉を真に受けている義兄には、周囲の心配が届かず困り果てています。

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