迷惑しかない...従弟たちの住む家への訪問が「田舎に帰る」って、夫よ図々しくないか？

2022年8月のことです。

夫（51歳）と中学生の娘（14歳）が義父と義母の実家に遊びに行きました。

私は夏休みが短かったため行きませんでした。

義両親は偶然にも同じ故郷のため、それぞれの実家が近くにあります。

私たち家族は、たいていは義父の実家に2泊、義母の実家に1泊します。

とはいえ、実家といっても義父はすでに69歳で他界しており、義母（74歳）は私たちと同居中。

現在、義父と義母の実家は、義父や義母の兄弟の子どもたち、夫にとっての従兄弟たちが継いでいます。

言ってしまえば、義両親の実家といっても、もはやただの「親戚の家」です。

そんな親戚の家に行くとき、いつもモヤモヤすることがあります。

それは、夫が「田舎に帰る」と言うのがいまいち腑に落ちないこと。

「あなたの実家じゃないのよ！」と言いたくなります。

すでに義父は12年前に他界し、義母も具合が悪いので、ここ数年は実家に行っていません。

義父や義母が「帰る」と言うならまだ分かるのですが、夫の場合は「ただ遊びに行く」では？

以前こんなことがありました。

私も一緒に田舎へ遊びに行ったとき、夫が「ただいま」と言って家にあがると、夫の従姉から「『いらっしゃい』と言うべきか、『おかえりなさい』と言うべきなのか...」と言われたのです。

それを聞いた私は、実はあんまり良い気持ちがしませんでした。

いくら夫が「帰る」と言っても、従姉は夫が「帰ってくる」場所ではないと思っているということです。

また「ただいま」と言ってきた人にそういう言い方をするのは、私たちの訪問を煩わしく思っているのではないかとも感じてしまいました。

一方、夫はそんな従姉の言葉を気にせず、むしろ会えたことを純粋に喜んでいたのが、さらにモヤモヤを加速させたのでした。

夫が従兄弟たちに会いたい気持ちは分かります。

それが分かるので夫には言わず黙っていますが、「帰る」と言う言葉を聞くたびにイライラ、モヤモヤしてしまう自分にも嫌気がさしてしまいます。

本音を言えば、このような気持ちになる場所に毎年行くのもイヤなのです。

せっかくの夏の連休、たまには家族で旅行に行きたいです。

田舎の方々は良い方ばかりです。

お盆に来たということで、宴会を開いて歓迎してくれます。

小さいことにこだわっている私がおかしいかなと思うこともあります。

もっと大らかになれたら...と思うのですが、なかなか難しいものですね。