<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女性
年齢:42
プロフィール:夫と二人暮らしの主婦です。
近所のファストフード店に行ったときの話です。
ちょうどお昼時で、レジには数人が並んでいました。
私の並んだレジを担当していたのは、20代くらいの若い外国人の男性店員さん。
私は、サイドメニューとドリンクの付いたセットを頼みました。
店員さんは、日本語があまり流暢ではないながらも一生懸命に話していて「店内ですか? ドリンクは何がいいですか?」などと聞いてくれました。
私が希望のドリンクを伝えて店員さんがレジを操作しましたが、どうやらそのドリンクは私の頼みたかったセットの対象外で、エラーになってしまったようです。
店員さんは一生懸命に操作をしていましたが、レジは動きません。
その間にも列にはお客さんが並び、ちょっとした行列ができてしまいました。
仕方がなく店員さんは誰かを呼んできました。
やって来たのは、ネームプレートに「店長」と書いてある40代くらいの男性。
「これで大丈夫!」と思ったのも束の間、店長さんは来るなり「お前ダメじゃないか!」と店員さんに対して怒り出しました。
そして、レジを操作するでもなく「こんなことも分からないのか! この間言っただろう! 何回言ったらわかるんだ、お前はバカじゃないのか!」と店員さんに対して説教を始めました。
本来なら、私に謝ったりレジを打ち直したりするのが先なはず。
しかし、店長さんは私には目もくれず店員さんを怒ることに一生懸命です。
並んでいる私たちからすれば、そんなことより早く食事がしたいのに...。
隣のレジの店員さんは小さい声で私に「申し訳ございません」と言ってくれましたが、店長さんは気付きません。
店長さんの怒号に店内は凍りつき、気まずい雰囲気に。
一人でコーヒーを飲みながら本を読んでいたお客さんや、家族連れのお客さんなどは帰り支度をし始めました。
やがて店長さんは気が済んだのか、おもむろにレジの操作をして私の頼んだセットを出してくれたのですが、私の心はモヤモヤしたまま。
楽しく食事をする気分ではありません。
そもそも、日本語がまだ不得意なスタッフさんなのであれば担当業務やフォローなど、考えるべきことはあるのでは、と。
ちなみに、その店舗は比較的広く、調理担当や宅配ドライバーなどのスタッフもたくさんいます。
外国人の店員さんをわざわざお客さんの前に立たせて、失敗したら自分の鬱憤を晴らすかのように怒鳴り散らす店長さんには本当にドン引きしました。
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