<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みけ
性別:女性
年齢:53
プロフィール:両親と同じ敷地内に住んでいる53歳の自営業。
母(80歳)の態度にモヤモヤしています。
先月の終わりに父(82歳)が病気で入院しました。
入院先の病院は隣の市にあり、自宅からは車で30~40分ほどです。
入院が決まるまではいくつも検査がありました。
父は運転免許を返納していることと、一人では医師に自分の都合のいい受け答えばかりしてしまう人なので、その都度私が病院に連れて行きました。
母も運転はできるのですが、「立体駐車場が怖いから」という理由で行こうとしません。
怖いと言っているのに強引に頼むのは気が引けますし、年齢的にも高齢なので文句も言わずにいましたが、自分の体調や仕事の調整なども含めててんやわんやでした。
結局、母がやったことは入院の荷物を詰めるだけ。
それも私に「メモを作って」と笑顔で甘えて。
ようやく(?)父が入院した後、遅れていた仕事を取り戻しながら疲れてぐったりしていた私。
そんな私に母は「図書館に連れて行って」と言ってきました。
図書館? ちょっと耳を疑いましたが、母は大真面目な様子。
確かに返却日が迫っていますが、なかなか時間を作るのが難しいことは知ってるでしょう?
返却義務を守らねばという母の真面目さゆえのことですが、思わずイラっとして「すぐには行けないよ」と一蹴してしまいました。
すると、母はしばらく考え込んでから「じゃ、〇〇タクシー頼むか、〇〇さん(義姉)に頼もうかな」と言ったのです。
これにまたイラッ。
〇〇タクシーは市で運営している乗合タクシーで、市内なら500円でどこにでも連れて行ってくれます。
車が空いていれば、希望する時間の1時間前の電話までは対応してもらえるので便利です。
それでいいじゃないと思いつつ、「そもそも運転ができるのにどうして私に頼むの?」と聞くと、車の調子が悪いのと図書館の入り口は見通しが悪いので自分では行きたくないとのこと。
確かに図書館の駐車場は見通しが悪くて、出る際は注意が必要なため母の言い分は分かります。
なぜイラッとしたかというと、いつもと言っていることが違ったからです。
私が体調が悪いとき、忙しいときなどは、義姉かタクシーに頼んで欲しいとお願いしてきました。
しかし、母はそれを却下して「少し遅れてもいいよ」「あなたの都合に合わせるから」と私に固執してきたのです。
でも、図書館のためなら他の人に頼めるんかい!?
私が態度を変えなかったせいか、結局「コロナも流行っているし、もし図書館には電話で事情を言えばそんなに怒られないよね?」などと言いながら、いつものように私の都合がつくまで待つことに決めていました。
落ち着くところに落ち着いた訳ですが、釈然としません。
どう考えても少しズレているとしか思えない母の責任感にモヤモヤしています。
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