<この体験記を書いた人>
ペンネーム:むらまゆ
性別:女性
年齢:45
プロフィール:主婦です。時々働いています。夫は48歳、息子は18歳、専門学校に通っています。
結婚してから知ったことがあります。
それは、夫が重度の懸賞オタクだったこと、そしてよく当たること...。
懸賞にもさまざまな種類があります。
ざっくりと分けると、買わなくても応募できる「オープン懸賞」、対象のものを買うと応募できる「クローズ懸賞」です。
そして、懸賞とは違いますが○○祭りといった「シール○点以上で必ずもらえる」など集めるともらえるものがあります。
夫が応募するのは「クローズ懸賞」だけ、この道一筋です。
我が家の家電、電子レンジ、圧力調理器、ホームベーカリーはすべて懸賞で当たりました。
このように当たるので、私は「懸賞を手伝え」という夫に逆らえません...。
そして、この手伝いがなかなか大変なのです。
我が家の買い物ルーティンは、スーパーに着くとまず、懸賞のハガキがある場所を探しチェックすること。
今はSNSでの応募、バーコードを集める、レシートを送るタイプがあるので、それもあるか確認します。
レシートを送るタイプが二つ重なった場合は、欲しいものを優先して応募します。
最近ではSNSでの応募が主流になってきましたが、夫がSNSを覚えたきっかけは懸賞です...。
ここまでチェックして、ようやく買い物がスタートします。
その際、夫が言うことはだいたい同じ。
「懸賞でこれ500円以上買うからヨロシク」
「いつもはこれを買うけど、違うのが懸賞になってるから、今月はこれ一択しか買わない」
私が「これが今日安いけどダメ?」と言っても、夫は「ダメ。懸賞じゃない」で終了です。
いつも愛用している商品を選べず、買えるのは懸賞があるものだけ。
欲しいものがあっても買えないのはちょっと寂しいですよね。
そして、そんな懸賞しばりの買い物から帰るとすぐ、夫はホクホクの笑顔で応募します。
月50枚くらいでしょうか...これが多いか少ないかは分かりません。
厄介なのは懸賞品が我が家にとって有用か否かを見ないことです。
絶対に外で使用できないカチューシャや、IHの我が家では使えないガス専用の鍋、誰も飲まないのに大量の酒などが当たることも...。
反省したのか、最近は家電、商品券などに集中して応募しているようで、それには感謝しています。
そして、本当によく当たるのです。
なぜなのでしょうか、数うちゃ当たるのでしょうか。
助かっている面も大きいので、夫に文句はありません。
ただ、私が懸賞のことを忘れて違うものを買ってしまっても怒らないでほしいかな...。
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