見知らぬ人にオラつく夫。でもご近所さんには超低姿勢! その「理由」を聞いてドン引き.../くるぴた

皆様こんにちは、『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人"くるぴた"です。

ここでは昔、結婚生活中に起こった「おいおい、ちょっと待て」と思うような出来事などを中心に書いていきます。

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見知らぬ人にオラつく夫。でもご近所さんには超低姿勢! その「理由」を聞いてドン引き.../くるぴた taikenki_kurupita31.png

気に入らないことがあれば、すぐ自室の壁を殴る蹴るしていた元夫。

外での振る舞いもけっこう傍若無人なところがありました。

夫婦で出掛けているのに、地下鉄の中で 「相手がガンを飛ばしてきた」 みたいな理由で、いきなり見ず知らずの人と口論が始まったり...。

2人で出歩くことはそんなに多くなかったのに、そんな感じで喧嘩が始まりそうになったことが2回ほどありました。

元夫の服装は、近所を出歩く場合は赤やオレンジの原色系のジャージが主ですが、もう少し遠出をするときは雰囲気が違います。

故・松◯優作さんの大ファンである元夫は、サングラスに革ジャンにジーンズや革のズボンなど、それっぽい格好をするのです。

服装に釣られるのかなんなのか、そういう時は妙に不良っぽいような、肩をいからせたような雰囲気で街を練り歩きます。

だから余計に誰かに絡まれやすくなるのではないのでしょうか。

でも、そういうのは1人でいる時だけにしてもらいたい...。

私としては、いつもそう思っていました。

こちらは普通にしてるのに、いきなり隣で睨み合いが始まったりするので、落ち着いて座席に座っていることもできないのです。

そんなこんなで、夫婦で出掛ける機会はどんどん減って行きました。

しかし、そんな夫でも一部の相手に対しては、妙に腰が低かったのです。

例えば、最初の出会いがネットから始まった人達。

オフ会などでは、元夫は礼儀正しく、寡黙な感じを装っていました。

そのため、元夫はネット上では人気が高く、人生初のモテ期を迎えたと言っていい様子でした。

ネット上の人とは普段は直接会うことがなく、文章が主な付き合いなので、ボロが出にくかったのもあるかもしれませんが...。

私もすっかり騙され結婚してしまったのですが、身内になってしまうと素の不機嫌さが顔を出すようになりました。

そしてその他に元夫が丁寧に対応していたのは、当時住んでいたマンションの隣近所でした。

出かける時に廊下やエントランスで、同じマンションの住人に遭遇する度に挨拶を欠かさないし、同じ階の人にはにこやかに話しかけたりもしていました。

元夫の普段の姿を知っていると、その変わり身にはいつも驚かされます。

普通なら配偶者は愛想が良い方がいいのかもしれないけれど、本当の姿を知っていると違和感ばかりで、むしろ不気味ですらありました。

そんな夫も一旦マンションを出てしまうと、家にいる時と同じような不機嫌そうな顔に、即チェンジ。

無関係の第三者には自分を取り繕わないようでした。

ご近所への態度と、私を含めたそれ以外への態度に随分と差があるため、一度聞いてみたことがあります。

「◯◯さん(元夫の名前)って、同じマンションの人の前だとすごく紳士的だよね。 挨拶もちゃんとしてるし、世間話なんかも普通に付き合ったりしてるし」

すると元夫の答えは

「いや、昔な、ボヤを出したことがあって、あちこち謝りに行ったからな」

えっ...ボヤ!?

なんでも、私達が結婚する数年前、元夫がマンションに引っ越したばかりの頃のこと。

元夫は酔っ払ってインスタントラーメンを作ろうと、夜遅くに鍋を火にかけて、そのまま寝てしまったのだとか。

目を覚ますと玄関のチャイムがピンポンピンポンと激しく鳴っていて、鍋の水分は全て蒸発し、真っ黒焦げに。

辺りは焦げ臭い煙がもうもうと充満し、消防車も呼ばれて大騒ぎになっていたそうで...

そりゃあ、ご近所に頭が上がらない訳ですよ!

まだ築数年の分譲マンションで、そんな騒ぎを起こしていたら...

「引っ越しでもないのに、同じ階の家と上下の家には菓子折りを持って謝りに行った。 無駄に散財したよ」

ハハハと笑う元夫に 「笑いごとじゃないよ!」 と突っ込みたくなったのは、言うまでもありませんでした。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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くるぴた

モラハラ変人夫との「追いはぎに遭ったような」結婚生活を終わらせた『くるぴた』です。現在は病院で清掃のパート等をして、生計を立てています。親も子もないアラ還の独り暮らしは寂しいけれど、離婚によって多くのストレスから解放されたので、後悔はありません。ブログ『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人です。

くるぴたさんのブログ:離活のためのアラフィフ貯金日記 

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