<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女性
年齢:42
プロフィール:夫と二人暮らしの主婦です。
昔から、好きなものはついつい食べすぎてしまう私。
ある日、若い頃にアルバイトをしていたレストランが閉店するニュースを聞きました。
建物の建て替えで閉店するとのことでしたが、後継者の問題もあり、再開の目処は立っていないようです。
そのレストランは、料理はもちろん、シェフの手作りケーキもとてもおいしくて有名でした。
私もよく食べていた思い出のケーキです。
もうあのケーキは食べられないのか...そう思うととても寂しく、居ても立っても居られなくなり、わざわざ買いに行くことにしたのです。
電話予約をして午前中にレストランに行くと、すでに長蛇の列ができていました。
忙しそうなシェフに簡単なあいさつとお礼を言って、お目当てのケーキ1ホールを受け取って家に帰りました。
大きなケーキだったので分けて食べようと思っていましたが、一口ほおばるとそれはそれはおいしくて...。
「そういえば、落ち込んでいたときにシェフがケーキをご馳走してくれたことがあったな。おばあちゃんが生きていたときにケーキを持っていって誕生祝いをしたな、イブの夜に(バイトに)入ったときは最後みんなでケーキを囲んでささやかなクリスマス会をしたな...」
食べ進めるにつれて懐かしい思い出が蘇ってきて、いつの間にかホールケーキを丸ごと食べてしまいました。
さすがに食べすぎた...と悔やみましたが、食べてしまったものは仕方がないので、せめてカロリーを消費しようとジムへ。
筋トレやランニングマシンに加えてプールでも泳ぎ、いつもよりも運動を頑張り、少しでも代謝を上げるためお風呂に併設されているサウナにも入りました。
しかし、サウナに入ってしばらくすると、糖分を急激に大量摂取したせいか強烈な眠気が...。
気付かないうちに眠ってしまっていたようで、あまりの暑苦しさで目覚めました。
「暑い、苦しい、とにかくここを出なきゃ!」
這うようにしてサウナから出て、急いで冷たいシャワーを浴びました。
その後もしばらくはフラフラしていましたが、たくさん水を飲んで座っていたら徐々に体調も戻ってきて、どうにか家に帰れる程度に回復しました。
今回は途中で目覚めたから良かったものの、もし眠り続けてしまっていたら脱水症状になっていたことでしょう。
空いている時間帯だったし、もし発見されなかったら...最悪のことを考えると本当に怖くなってしまいました。
好きなものだからといって度を越して食べちゃダメだなと、とても反省しました。
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