＜この体験記を書いた人＞
ペンネーム：とらとら
性別：女性
年齢：53
プロフィール：アラフィフ兼業主婦。最近アンチエイジングの化粧品を使い始めました。
今年53歳になる兼業主婦です。
私の職場にはA子さん（49歳）という女性の同僚がいます。
A子さんは仕事のできるベテランスタッフですが、最近職場のみんなから少し敬遠されています。
なぜ敬遠されてしまっているかというと、A子さん、自分がいくつに見えるか人に聞きまくる癖（？）があるからです。
A子さんは昔から身だしなみにとても気を遣う人で、自分だけではなく、商談の際に髪が跳ねている人を見つけただけで、「しっかりしてください」と物申す人でした。
そのおかげで、うちの部署は身だしなみで注意される人はいなくなるほど、みんな清潔感がありました。
職場的にはとてもありがたい話ではあったのですが、問題はA子さんがいつも「私は××の化粧水を使ってる」とか「昨日エステに行ってきたの」だの、職場で高らかに話していることです。
それだけなら特に問題はありません。
しかし、彼女は続けて「私、何歳に見えますか？」と口にします。
おそらくアンチエイジングを頑張っていることをアピールして、自分の努力を認めて欲しいのでしょう。
会う人会う人に聞いているのもイタいです。
頑張っているのは分かるのですが、残念ながら正直年相応で、お世辞にも5歳も10歳も下には見えません。
特に男性陣は彼女の言葉になんと答えればいいのか分からず、返答に困っている人を何度も目撃しています。
そして、職場の人から思ったような答えが返ってこないことに痺れを切らしたのか、先日は挨拶に来ていた新規取引の方にまで聞いていました。
幸い先方はとても良い人で、A子さんに対して「いつまでも若々しくいようとする心はとても大切だと思います」と笑顔で返していました。
A子さんは「そうですよね！ 私、今度は20代に間違えられるよう頑張りますね」と元気よく答えます...。
何歳に見えるかは言っていないのに、今度は20代って...。
正直「恥ずかしいから、いい加減にしてくれ！」と思ってしまいました。
年相応には美人だと思いますし、仕事もできる方なので、どう伝えようか悩んでいます。
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