<この体験記を書いた人>
ペンネーム:濃姫
性別:女性
年齢:45
プロフィール:夫(47歳)、娘(18歳)、息子(13歳)の4人家族。夫の浮気が原因で離婚危機。
2019年の春頃、夫(47歳)が他の女性に送信するラブラブメッセージを間違えて私に送ってきたことがきっかけで、夫の浮気を疑っていた私。
そして2021年12月、夫がお風呂に入っている時に、テーブルの上に置いてあった夫の携帯にLINEの通知が来ました。
気になって夫の携帯を盗み見したところ、見知らぬ女性との親密そうなLINEのやり取りやツーショット写真を見つけました。
何年も浮気をしていた夫に対し、嫌悪感と憎しみが込み上げて、2022年の1月に離婚話を切り出しました。
最初はうろたえ、しどろもどろになっていましたが、長年営業をやってきた口達者な夫です。
私が携帯を勝手に見たことに逆ギレして反撃してきました。
普段ならそこで負けてしまうのですが、私の怒りもピークで引きません。
大声で罵り合う大喧嘩に発展し、その声は下の階に住む義父(72歳)と義母(69歳)にも聞こえたらしく、義父が慌てて飛んできて、喧嘩は一旦落ち着きました。
その後、夫は離婚話をしたくないのか私を避けるようになり、家の中で私となるべく会わないようにし、連絡はLINEでやり取りをする日々がしばらく続いたのです。
しかし、不倫相手とは相変わらず会っている様子で、夫婦の会話がないのをいいことに、週末は何も言わず一人で車で出かけたり、時には外泊したりするようになりました。
私は、離婚話を切り出しても一向に態度を改めない夫に失望し、とうとう詰め寄りました。
「もういい加減、私から逃げていないで彼女がいるって認めなさいよ! 認めないなら探偵事務所に頼んで証拠集めをするつもりだけど、それでいいの?」
夫は渋々、女性の存在を認めました。
飲み屋の女性ではなく、30代前半の会社の部下だということも。
「彼女と別れないなら、離婚に向けて具体的な話を進めるしかない」
そう告げると、夫は信じられないことを言い出したのです。
「離婚はしたくないけど、彼女と別れる決心もつかないんだ。勝手なのは分かっているけど、もう少しこのままでいさせてくれないかな?」
は? この時の怒りとも失望とも言えない気持ち、分かっていただけるでしょうか?
「もう少し? もう少しっていつまで? そんな虫のいい話を私が受け入れると思わないで。あなたは子どもたちの父親なのよ! 子どもたちや私...家族を失っても彼女と一緒にいたいのなら、もう元に戻る気はないから」
そう最終宣告をしても、夫は黙り込んだままでした。
自分勝手な夫が他人に見えてきて、残っていたわずかな情も心の中から消えていきました。
翌日、子どもたちの親権、養育費、慰謝料などについて、弁護士に相談に行く予約をしました。
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