<この体験記を書いた人>
ペンネーム:クロ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:上は社会人、下は小学生の5人のママです。子どもたちの成長を見守りながら、悪戦苦闘して頑張っています。
これは2013年から現在進行形の話です。
夫(43歳)は2013年に、パソコンでオンラインゲームを始めました。
もともとゲームが大好きなタイプだったので、他の方と一緒に協力したり、話したりできるオンラインゲームに、はまるのに時間はかかりませんでした。
会社から帰宅後、毎日のようにゲームをしながらご飯を食べ、休みの日はゲーム三昧。
たまに家族と出かけるときでも、夫のゲームの時間に合わせて現実の予定が決まることも多く、呆れるばかりでした。
それでも、仕事にはちゃんと行ってくれているので、家にいるときくらい好きなことをして、それがストレス解消になるならいいかと思っていました。
そんなある日のことです。
出勤前に夫が、オンラインゲームをプレイしておいてほしい、と言い残して仕事に行きました。
やってほしい内容が簡単だったのと、専業主婦で時間もあったので引き受けましたが、これが間違いだったと今となっては後悔しています。
その日を境に、仕事に行っている間に私がゲームをやることが当たり前になりました。
何も用事がないときはよかったのですが、当時PTAの本部役員をしていたので、学校に行くことが多かったのです。
夫はそれを知っていたのに、電話で「携帯でゲームのとこにログインして、何時までに○○しといて!」と指示をするので、言い争いになることもありました。
そんな日が続き、ついに文句をぶちまけました。
「自分のゲームを人にさせるのはおかしい! 自分のできる範囲でやるものでしょ!」
これで態度を改めてくれるだろうと期待していたら、なんと夫はとんでもない理屈で言い返してきました。
「ゲームをしてもらってるから家事に関して文句言ってないんやろ! ちゃんとしてないのに!」
これには怒りが爆発!
「家事をちゃんとするから、今後一切ゲームはしません!」
そう言い返してやりました。
翌日、会社に行くとき、夫は何も言わずに出ていきました。
これでゲームから解放されたと安心したのですが...。
それから数日後、何事もなかったかのように、普通にゲームのことを頼んできました。
ゲームにのめりこんだ夫に何を言っても無駄なんだ...と呆れるしかありませんでした。
夫はアカウントをどんどん増やし、それにつれて私がゲームをする時間も増えていきました。
現在、夫のゲームへの執着心は少しずつ落ち着いてきましたが、それでも指示があります。
相変わらず、私は夫のゲームをプレイする日々。
週ごとにあるイベントによっては、2時間置きにプレイしないといけないことも...。
時間は浪費するし、やらなければ文句を言われるためイライラしています。
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