＜この体験記を書いた人＞
ペンネーム：9周年！
性別：男性
年齢：41
プロフィール：IT系企業に勤務する41歳の営業マンです。
私（41歳）が妻（42歳）と結婚したのは約18年前。
結婚した頃は気にならなかったことですが、今では私の深刻な悩みになっていることがあります。
妻のいびきがとてもうるさいのです。
私の記憶では、3年ほど前からひどくなり、年々エスカレートしている印象です。
私たち夫婦は結婚以来、ずっと一緒の布団で寝ているため、いびきの影響をモロに受けていました。
何度も言おうと思ったのですが、デリケートな問題で言い出せずにモヤモヤしていたのです。
肝心の妻自身には全く自覚がないことが余計につらかったです。
なんとか解決したいと考え、ネットでいびきの原因や対策を調べました。
寝る位置を妻と反対にしてみる、枕を低くしてみる、小さい音でヒーリングミュージックを流すなど、いろいろと試してみたのですが、一向に改善されません。
逆に、妻に不審がられてしまい、眠れない日々と言い出せないストレスの毎日を送っていました。
ある日、勤め先の先輩との何気ない会話で、「自分も嫁さんもいびきがひどいから別々に寝ている」と聞かされました。
そのとき私は（もしかして!?）と思いました。
実は私もいびきをかいていて、自分で気づいていないだけなのではないか。
妻も言えなくて困っているのではないか、と。
もしそうなら、別々に寝る提案のきっかけにできるのではないか、そう思ったんです。
そこで、こっそり長女（15歳）に聞いてみたのですが、「パパはほとんどいびきをかかないよ」とのこと。
一方で、「ママはいびきがひどい」というのが長女の意見でした。
私の目論見はあえなく失敗に終わりました。
しかし、2021年10月に転機が訪れました。
私の首や腰に痛みが走り、ひどいときは立ち上がれないほどになり、3か月ほど繰り返し病院や整体に通うことになりました。
今思えば、その年は厄年（本厄）で、その影響もあったのかもしれません。
当時、整体の先生から「ベッドで寝た方が体に良い」と言われ、妻に話すと、長引く不調を心配してくれたのでしょう、「上の階のベッドで寝たら？」と言ってくれました。
そして、その日を境に私と妻はほとんど別々に寝るようになりました。
妻は「ベッドで寝ると落ちそうで怖い」と言い、ベッドで一緒に寝る選択肢はないようでした。
まさに「怪我の功名」で、一気にモヤモヤは解消されたのです。
体調がある程度改善された後もそのまま別々で寝ています。
あの頃、はっきりと妻に言ったらどうなっていたのでしょうか、答えは分かりません。
「家族だから何でも言い合える」のも素晴らしいことだと思います。
でも、別々の環境で育った妻に対して、私にはどうしても言い出せなかった苦い経験でした。
デリケートな問題で長く悩んできましたが、思わぬ形で解決したことに感謝しています。
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