<この体験記を書いた人>
ペンネーム:自分の芝生は青い
性別:女
年齢:49
プロフィール:夫(49歳)、息子(中3)、鳥(推定25歳)と暮らす無類の動物好き主婦です。
今から23年前、4年間の交際期間を経て、無事に結婚式を終えた夫(当時26歳)と私(当時27歳)。
飛行機が苦手な私は夫にお願いし、新幹線で行ける九州の新婚旅行を企画しました。
その旅行中、義母(当時55歳)から「どうだ~?」と夫の携帯に電話がかかってきました。
「普通、新婚旅行中に電話かけてくるかなあ......」と少しモヤっとしましたが、そんなことはすぐに忘れて楽しく過ごしました。
ですが、この後に最悪のモヤモヤが待っていたのです。
帰宅後、義実家へお土産を渡しに行ったら、思いもよらない事態が発覚しました。
なんと、結婚式に出席してくれた親戚一同を連れた義母が、新婚旅行中で不在だった我が家に断りもなく入っていたのです。
とんでもない事実を悪気なく暴露したのは義父(当時60歳)。
お土産をテーブルの上に広げながら旅行中の話をしているとき、義父が何気なく我が家の話をするのです。
「蘭が出窓に置いてあったけど、あんなとこに置いたら枯れるぞ」
その言葉を聞いた瞬間「え...?」と絶句するとともに、怒りと動揺で心臓がドクドクと音を立て始めたのが自分でも分かりました。
蘭は結婚のお祝いに私の知人からいただいたもので、その蘭を出窓に置いてから、マンションには義父母どころか誰も招いていません。
「なんで!? どうやって!? 鍵は!?」
パニック状態になる私と、開いた口がふさがらない夫。
鍵はマンションの業者からもらった、とあっけらかんと言う義父。
続けて、結婚式のために田舎から来てくれた親戚一同が帰る前にみんなを連れて、私たちのマンションに寄った、と。
義父の表情からは、なぜ私たちが怒っているのか分からないといった様子が伺え、義母は一連のやりとりを見てオロオロしているように見えました。
そもそも合鍵を渡すつもりはなかったので返して欲しい、私たちに何の断りもなく義父母のみならず、親戚一同までマンションに入ったことはとても気分が悪いと正直に伝えました。
それでも鍵を返すつもりはないと言う義父に、「嫌です。今すぐ返してください」とハッキリと伝え、半ば強引に鍵を受け取りました。
ちなみにマンションは義父母からの援助を受けず、自分たちの力で購入しています。
義父母に鍵を渡さないことにやましい気持ちはありません。
しかし、鍵を返してもらったとはいえ、今でも嫌な気分が残る出来事でした。
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