母が新聞配達中に水路に落下。骨折したまま自転車で走り続け....

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ペンネーム:つよぽん
性別:女
年齢:38
プロフィール:2児のアラフォーママです。私のストレス発散方法は実家に帰ること。そして母とペラペラおしゃべりすることです。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

母が44歳のときです。新聞配達をしていた18歳の私の弟が持病の手術をするため、弟の代わりに母が自転車で出勤していました。

あいにく天気が悪く、水路から水があふれるほどの豪雨日です。時間は午前5時。まだ日は出ておらず、あたりは真っ暗。とても視界の悪い朝でした。

私は当時20歳の大学生でした。のんびり朝遅くまで寝てばかりいた時期。今思えば大変な時になぜ一緒に新聞配達を手伝わなかったのか後悔しています。

母に何かあったのでは?と胸騒ぎを感じたのは、いつもなら帰ってくる時間に帰ってこなかったからです。心配になった私は父と一緒に事務所を訪れましたが、まだ母は帰っていないとのこと。

ケガをしたのだろうか......と不安がよぎります。私は父と一緒に配達区域を見て回ることにしました。母を探すこと10分。カッパを羽織って一生懸命に自転車を走らせる母の姿を発見しました。その姿を見た瞬間、ホッとして緊張の糸がほぐれました。何もなくて本当によかった......。


しかし! よく見るとカッパが泥まみれです。やっぱり何かあったのだと思い母に聞くと「水路に転落した」と言ってきました。母は水であふれる水路は道路かと勘違いし、深さ1mほどの水路に自転車のまま転落してしまったのです。
かなりの衝撃だったようで、しばらく動けなかったとか。私は本当の大丈夫なのか心配でしたが、母は「大丈夫! 急がなきゃ」と言ってさっそうと新聞を配りに行ってしまいました。

新聞を配り終え、自宅へ帰ってから事態は急変。母が左足に痛みを訴え始めたのです。病院を受診すると左足が「骨折」していることが判明しました。

母は骨折したことに気づかず、自転車を走らせていたのです。息子の代わりに仕事をきっちり終わらせようと一生懸命で、痛みを感じなかったのかもしれません。そもそも骨折した状態で自転車ってこげるの?と不思議でした。
母はまさか自分の足が骨折しているとは思いもしなかったようです。とにかく新聞を配ることに一生懸命だったとか。一歩間違えれば命を落としかねない状況でした。ケガだけですんで、本当によかったです。

母が骨折をした日は弟の手術日でした。まさか弟と同じ病院で骨折治療を受けることになるとは......。人生何が起こるか分からないと思いました。母は松葉杖をつきながら、弟が入院する部屋へ向かいました。

何があったか知らない弟は母の姿を見て、目が点です。手術の不安が一気になくなるほど驚いたと言っていました。

よりにもよって弟の手術日におこった災い。家族にとっても忘れないできごとになりました。そして「急いては事を仕損じる」ということわざのとおり、急ぐ時こそ落ち着いて行動しなければ、と肝に銘じた出来事でした。

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