<この体験記を書いた人>
ペンネーム:うさぎ
性別:女性
年齢:50
プロフィール:週5勤務のパート主婦です。
ある日、義母(73歳)からお願いをされました。
「都合の良いときでいいから銀行に連れて行ってくれない?」
「いいけど、仕事で時間が全然取れないから、今度の金曜日まで無理だよ。金曜日ならいいよ」
その日の夕方、私が仕事から帰ってくると義母から再び相談されました。
「銀行に連れていってほしいと、義姉(義母の娘、54歳)に電話したんだけど、電話したのに出なくて。折り返しもないんだよね...」
義母はまだ73歳ですが、昔、交通事故で頭を強く打って脳を手術しているため、今も脳外科に通っています。
その後遺症なのか、とても忘れっぽいのです。
どうやら、私に「銀行に連れて行ってくれ」とお願いしておきながら、そのことをすっかり忘れて義姉(義母の娘)の携帯電話に電話したそうです。
義姉は自宅から車で10分ほどの距離のところに嫁いでいます。
義姉は、いつも携帯をジーンズのポケットに入れているので、たいていは出てくれるのですが、そのときは留守電にもならず出なかったそうです。
しかも折り返しもかかってこないと...。
携帯電話ならそのときに取れなくても、番号が登録されていれば誰からかかってきたこともすぐに分かりますよね。
義母は心配していました。
「義姉の家に何かあったんじゃないかねえ。ほら、お婆さん(義姉には90歳になる義母がいます)が危ないとか」
義母は気にしだすと夜も寝られなくなってしまう性分なので、すぐに解決した方がいいと思いました。
「もう一回かけてみたら?」
「う~ん」
「番号間違っていないよね?」
「多分...」
というので電話して確認しましたが、間違ってはいないようです。
そこで義母は「もう一度掛けてみる」と言い、電話をしました。
すると今度は義姉が出ました。
「忙しかったの? 昼間電話したんだけど...」
そう聞いた義母に、義姉が返した答えに驚きました。
「かかってきたのは分かっていたけど、出なかった」
「気が付かなかった」とか言うのならともかく「お母さんからかかってきたのは分かっていたけど出なかった」って言ってしまう義姉に、義母はちょっとショックだったみたいです。
そりゃそうですよね。
でも、義姉に電話が通じてとても嬉しそうな義母。
結局、次の日に義姉が義母を銀行に連れて行ってくれることになりました。
私が「たまにはランチでも食べておいでよ」と助言をしたところ、2人でランチを食べたそうです。
近くに住んでいるのに、かなりさっぱりした(冷たい?)義姉。
嫁ぎ先は農家なのでそれなりに忙しいようですが、今回の行動にはびっくりしました。
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