<この体験記を書いた人>
ペンネーム:さんた
性別:女性
年齢:46
プロフィール:夫と高校生をはじめ3人の子どもと暮らす専業主婦です。
義実家に住む90代の義祖母はとても元気な方です。
5年前までは毎日、畑仕事へ出かけていました。
今では畑仕事は引退したものの、庭の小さなスペースに家庭菜園を作って野菜を栽培。
育てた野菜でこんにゃくを作ったり、お漬物を作ったり、いつも笑顔で過ごす働き者で尊敬しています。
私たち夫婦は40代で、義実家から車で30分ほどのところに住んでいます。
少し距離はあるのですが、夫は子どものころからおばあちゃん子で、今でも義祖母と仲良しです。
結婚後も夫婦で月に一度はご飯を持って、義祖母のところへ遊びに行きます。
結婚当初から、義祖母は私のことをとてもかわいがってくれました。
私も義祖母が大好きなので、月に一度の食事の日を、夫と「おばあちゃんの日」と呼んで楽しみにしています。
普段から義祖母が好きそうなものを見かけたら買っておいて、おばあちゃんの日のお土産として持って行くこともあります。
そんな、楽しい「おばあちゃんの日」ですが、一つだけ困ったことがあります。
義祖母はエアコンが嫌いです。
冬はストーブをつけているのでいいのですが、問題は夏です。
私たちが住む地域は比較的温暖で、夏は35度以上の猛暑日が続くこともあります。
すると、義祖母は服を脱いでしまうのです。
上着を脱ぐ、というレベルの話ではなく、上半身は完全に裸。
ズボンもはかず、パンツ一丁...。
結婚して初めての夏、義実家の廊下でパンツ一丁の義祖母にばったり出会ったときは、驚きのあまり言葉が出ませんでした。
パンツ一丁の義祖母と普通に接している夫や夫の家族にも衝撃を受けました。
これが義実家では当たり前の光景だったようです。
もしかして私だけ義祖母の洋服が見えていないの?
そう思ってしまうほど混乱しました。
慣れなくては...と思っているのですが、結婚して20年近くたってもこればかりは慣れません。
夏の「おばあちゃんの日」は、できるだけ遅い時間、少し涼しくなった時間を狙って行くようにしていますが、残暑厳しい8月末は夜でもパンツ一丁の義祖母。
いつも私たち夫婦を歓迎してくれますが、私は目のやり場に困りながらご飯を食べています。
夫の実家では当たり前のこの光景、私は他のご家庭で見たことがありませんが、意外とあるものなのでしょうか?
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