【愛犬との思い出】「ねえ、行っちゃうの?」と寂しそう...家族の言動を理解していた我が家のチワワ

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:Nagisa
性別:女性
年齢:50
プロフィール:晩婚でやっと主婦4年目。気持ちは20代の学生で、資格取得目指していろいろ勉強中です。

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子どもの頃から我が家には犬がいました。

最初の子は私が小学生の頃、少し年上の男の子に譲ってもらった雑種です。

とても聞き分けの良い、性格の良いメスでした。

普段は庭で暮らし、夜には玄関に入れて飼っていましたが、この子は老衰で亡くなってしまいました。

その数年後、年老いた祖父母が老人ホームに入ることになり、その際に祖父母が飼っていたオスのチワワ(13歳)を両親が譲り受けました。

室内犬だったせいか、このチワワ、人間のことを完全に理解しているようでした。

当時、私は海外で仕事をしていたのですが、たまに帰国するとよく実家に泊まっていました。

帰国すると、私はその子をとてもかわいがっていました。

老犬だからなのかテンションが低く、寄っていくのはいつも私から。

まるで子どものように私が「遊ぼうよ」とくっついていくので、うるさがられているように感じていました。

ある帰国時のこと。

2週間ほど滞在した後、実家を出る準備のためスーツケースに荷物を詰めていました。

私がその部屋を離れて戻ってくると、犬がスーツケースの中に立って、目を潤ませているのです。

その顔はとても寂しそうで悲しそう...。

うちのチワワは、昔人気のあったコマーシャルのチワワのように、いつも悲しい顔をしているわけではありません。

でも、その時は本当に涙を浮かべていましたし、「ねえ、行っちゃうの?  行かないで」と言っているように見えました。

以前もこんなことがありました。

外出の準備をしているとき、その子は上から下まで立っている私たちの姿を珍しそうに眺めています。

「なんでそんな格好をしているの? いつもと違うね 」と言わんばかり。

そのときも着替えていましたし、出かけるときとは違い大きな荷物を詰めてバタバタしていたので、過去の経験から私が長期間いなくなるのだと分かったのでしょう。

私がいなくなるのが寂しいんだ...とグッときたのですが、次に会ったときはやはりそっけない態度でした。

あのときの瞳はなんだったのか...やがて間もなくその子は高齢のため天に旅立ってしまいました。

私は両親が2人きりになってしまうことを心配していましたが、2013年頃、運よく別のメスのチワワが2匹も実家に来てくれました。

やはり頭が良く、人の言葉や状況を理解していることがはっきり分かります。

実家には玄関に2つのドアがあります。

一つは外に表札のある普通の玄関、もう一つは車庫に続くドアです。

実家の居間は2階にあり、上から玄関を見下ろせる造りになっています。

犬の散歩や犬を連れて車で遠出したりするときは、先に玄関に2匹をリードにつないで待たせてあります。

たいていは散歩なので、早く行きたいのでしょう、2匹とも玄関の普通のドアの方を向いて立っています。

車に乗せて遠出するときは「そっちじゃないよ、今日は車だから」と上から声をかけます。

すると、2匹は顔を上げて人間の方を見るわけではありませんが、すぐに車庫に続くドアの前に移動して立って待っているのです。

本当に言葉がよく分かっているなあ、と関心してしまいます。

普段、私たちが何気なく話している内容のどれくらいを犬が理解しているのか考えると興味深いです。

気持ちを理解しながら一緒に暮らしていけたらなと思います。

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