<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ラズベリイジャム
性別:女性
年齢:52
プロフィール:夫(59歳)と娘(18歳)と愛猫2匹で暮らしています。長女(23歳)は社会人になり独立! 52歳で再就職したアクティブ主婦です。
2022年1月、次女(18歳)の大学合格通知が届きました。
いつもはお金を振り込むときはATMかネットバンキングだったのですが、今回は窓口の振り込み推奨でしたので、銀行へ行くことにしました。
いつもの銀行で現金を下ろし、振り込み指定の銀行へ。
家の近くの支店はビジネス街にあり、たいてい朝は空いています。
出社する前に振り込みをしなければいけないので、開店と同時に銀行へ行くと、思った通りに店舗はガラガラで待合所には私1人。
よかった~、と思いつつ窓口に向かいました。
「娘が大学に合格したので振り込みに来ました」
「口座をお持ちでしたらATMをお勧めします」
「学校指定の振り込み票なんです」
そう言って窓口に案内されたのですが、中々振り込みをさせてくれません。
何度も確認をしてくるのです。
どうしてだろうと思っていたら、窓口の若い銀行員さん(25歳くらい)が「身分証明が」と言い出しました。
ええ~銀行のホームページにもそんなこと書いてなかった!
「持ってきてないです」
「それですと、いったん帰ってお持ちいただくことになります」
え...100万近い現金を持って身分証明を取りに行かないといけないの?
言葉に詰まって困惑していると、今度は「入学金ですか? 授業料ですか?」と何回も聞いてきます。
振り込み用紙には入学金と授業料との記載があるのに、何度も聞いてくるので「両方です」と答えました。
最初から「大学の振り込み」と伝えているし、学校指定用紙に内訳の記載もあります。
長女(23歳)の入学金を振り込みするときはこんなやり取りなかったのにな、と少しストレスを感じてしまいました。
すると、銀行員が急に言いました。
「あ~大学の入学金等に関しては身分証いらなかったです」
え~! 大丈夫なんじゃん!
その後、何事もなかったように処理をしていく銀行員さん。
特に謝罪の言葉はありませんでした。
ここまでで軽く30分ほど経過。
現金振り込みならすぐに終わると思っていたのが間違いでした。
仕事の時間は迫っているし、だんだんと焦りが出てきました。
振り込み期限は一週間しかありませんし、私も今日しか行けない理由があっての現金振り込みでした。
窓口であればスムーズだろうと思っていたので、この対応にはかなりの疲労とストレスを感じました。
でも、もしかすると、振り込め詐欺に遭うことを避けるため、執拗に確認してきたのかもしれません。
イライラするのもバカらしいので、あの若い銀行員も親切でそうしてくれたのだと思うことにしました。
今は振り込みも大変な時代になったと感じるこの頃です。
人気記事: 「皆さんにご報告があります」ステージ4のがんを告白した僕への...予想外の反応《僕は、死なない。(36)》
人気記事: 《漫画》「ごはん食べたい」帰りたがらない小4娘の同級生。家族の連絡先を知らないのに困る!<前編>
人気記事: 《漫画》なぜこんなことに? 美容師の夫の店で娘が親友に無料でトリートメントした結果<前編>
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。