<この体験記を書いた人>
ペンネーム:しらたま
性別:女性
年齢:48
プロフィール:明るい色の服が着たいと思いはじめましたが、年齢相応の素敵なおしゃれってなかなか難しいですね。
私は48歳、一つ年下の夫と、10代の娘の3人家族です。
最近、義母のことで困っています。
70代の義母はワクチンが大嫌い。
これまでもインフルエンザが流行するたびに、「高齢者なのだから、念のために」とワクチン接種を勧めていました。
しかし、義母はワクチンに何か嫌な思い出でもあるのか、全く聞く耳を持ちません。
そして、新型コロナウイルスの流行でも案の定、義母はワクチン接種を拒否したのです。
まだ一度も接種していません。
もちろん、新型コロナウイルスのワクチン接種は義務ではありません。
また、さまざまな理由から接種しない考えを持つ人の主張も尊重されるべきです。
ですが、ワクチンを接種していれば、仮に新型コロナウイルスに感染しても、重症化せず、軽症で済む事実が発表されています。
今では、誰が感染してもおかしくはないほど拡大している状況です。
私たち家族からしてみると、もしも義母が新型コロナウイルスに感染したときに、少しでも軽く済めばと希望を込めて接種を勧めていました。
また、義母は一人暮らしとはいえ、それなりに友人付き合いや近所付き合いなどもあります。
接触をした際に周囲の人に迷惑をかけないためにも、ワクチン接種しておいた方がよいのではと思ったのです。
しかし義母は、今は外出もほとんどしていないし、人にもできるだけ会わないようにするから、絶対に接種はしたくないとのこと。
私だけでなく、夫やほかの親族が説得しても無駄でした。
最初は接種したくない理由を言わなかった義母ですが、何度かやりとりをしているうちに、接種を拒む理由がわかりました。
もともと、どんなワクチンでも副反応が出たり、なかには後遺症が出て訴訟にまで発展したりしています。
つまり、ワクチンそのものに疑問を持っているとのこと。
これはなるほどと納得しました。
しかし、二つ目の理由を聞くと、私も夫も呆れてしまいました。
「今回の新型コロナワクチンは急ごしらえということもあり、もしかしたら数十年後にワクチン接種による悪影響が出る可能性がある。だから絶対に接種したくない」だそうです。
10代や20代へのワクチン接種の影響が成人後に出る懸念をするのならともかく、義母はすでに後期高齢者でくくられる世代です。
それなのに、懸念点がそこだったのかとびっくりしました。
とはいえ、まだまだ収束する気配がない新型コロナウイルスなので、今後も気長に説得を続けていきたいと思います。
人気記事: 《漫画》「俺が面倒見る!」だと? 1人暮らしの叔母の「貯蓄額」を聞き豹変した従兄夫婦<前編>
人気記事: 《漫画》86歳義母と同居する60歳主婦の私。義母の介護が始まってからの生活は...<前編>
人気記事: 《漫画》「命を削ってでも孫の面倒を見る!」弟の妻が亡くなり80歳両親が「子育て」に奮闘!?<前編>
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。