<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ラズベリイジャム
性別:女性
年齢:52
プロフィール:夫(59歳)と娘(18歳)と愛猫2匹で暮らしています。長女(23歳)は社会人になり独立! 52歳で再就職したアクティブ主婦です。
2021年8月頃の話です。
夫(50代)と娘(当時18歳)と私の3人でカフェに出かけました。
いつも家族で行く、メニューも豊富でお気に入りのお店です。
私と娘はパフェを頼み、夫は席を外していました。
しばらくするとパフェが運ばれてきて、まず娘の前に置かれました。
次にお盆に乗った私のパフェを店員の女性が持とうとした瞬間、私のパフェのサクランボがポロリとお盆に落ちたのです。
「あっ! 落ちちゃった」と思ったのですが、パフェに乗ってるサクランボはもともと好きではないので「そのままでいいよ」と店員さんに声かけをしようとした瞬間...。
店員さんは何を思ったのか、お盆に落ちたサクランボを素手でパフェに差し込みました。
お盆にはテーブルを拭くための雑巾(ちょっと汚れた)も乗っているのに。
しかも、ヘタではなく実の部分を持って私のパフェに乗せたのです。
目が点になってしまった私をよそに、普通に私の目の前に置かれたパフェ。
「...あの~、ちょっと待ってくれる?」
私はその20代くらいの店員さんに声をかけました。
「サクランボ落ちたよね? 落ちたのは別にかまわないの。でも今コロナだし、というか落ちたものを普通乗せないよね? しかも素手で?」
冷静に言ったつもりですが、怒りが滲んでいたかもしれません。
「作り直してきます」
店員さんはふてくされた感じで言いました。
その後、すぐに30代前後の若い店長が来て一言、「お代はただにします」と。
えっどういうこと? もしかして私、クレーマーとして対応されている?
「今の落ちたものを差したパフェは食べませんから支払いません。でも、娘が食べたものは払います!」
そう言いましたが、店長さんも何が悪かったのかいまいち分かってない様子でした。
落ちた物を目の前で乗せられたパフェを食べろと渡されるなんて初めてです。
本人も焦っていたのでしょうが、床に落ちても同じことをしたのでは...と、つい悪い方に考えてしまいました。
帰宅後にメールで支配人に事実のみをお伝えしたところ、後日、支配人から事実確認のお電話があり、そこでようやく何があったか分かっていただきました。
謝罪が欲しいわけではない旨もお伝えしました。
しかし、支配人に叱られても、当の2人は要領を得なかったようです。
「私が店長に伝えても意味が分かっていない状態でした。お客様の気持ちはとてもよく分かりました。社員教育をやり直します」
そう言ってもらえて少しだけすっきりしました。
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