【罪悪感グルメ】至福の美味しさと背徳感...カップ麺の残り汁をアレンジした簡単「茶碗蒸し」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:とらとら
性別:女性
年齢:53
プロフィール:アラフィフ兼業主婦。いまだに夜中のカップ麺がやめられません。罪の味だと分かっていても...。

【罪悪感グルメ】至福の美味しさと背徳感...カップ麺の残り汁をアレンジした簡単「茶碗蒸し」 10.jpg

53歳の兼業主婦です。

私には一人暮らしの頃からずっとやめられない食べ物があります。

それは、カップ麺を食べ終わった後のスープで作る茶碗蒸しです。

作り方は簡単で、カップ麺の汁をマグカップに入れ、そこに溶き卵を混ぜて3分電子レンジでチン。

お手軽な料理なのですが、私はこれが大好物なのです。

社会人になったばかりの頃、就職した会社が実家から遠かったため一人暮らしを始めた私。

手取りも少なかったので節約しようと食費を削っていたころに、カップ麵茶碗蒸しに出会いました。

カップ麺だけではもの足りないときに卵をプラスするだけで作れる茶碗蒸しは、デザート感覚で食べられました。

一時はカップ麺の種類によって味が変わるのが面白くて、「このカップ麺はどんな茶碗蒸しの味になるのだろうか?」と実験するような感覚で作っていたのを覚えています。

今は結婚して夫(54歳)の稼ぎがありますし、私自身も産休や育休を取りながら結婚前と同じ会社で正社員として働かせてもらっています。

一応役職もついているので、そこまで節約しなくてもありがたいことに食費には困ってはいません。

ただ夫も私も、たまには贅沢しようと外食したり、いい肉を買ってきて家族ですき焼きや焼き肉をしたりする日はありますが、もともと身に余る贅沢は好まないタイプ。

手抜きな日の昼食は家族でカップ麺ということもたまにあります。

そこで、今でもつい茶碗蒸しを作ってしまいます。

カップ麺の出汁が効いて本当に美味しくて、スーパーで非常食用にカップ麺のストックを買うときも、「どの味が茶碗蒸しにしたら美味しいかな~?」なんて楽しみながら選んでいます。

「汁は体に悪いからあんまり飲まない方がいいよ」

家族にはそう言われます。

「飲むんじゃなくて、茶碗蒸しにするんだからいいんじゃない?」

私はよく分からない言い訳をして、食べ続けているのです。

実際はスープを全部使って茶碗蒸しにしているわけなので、それを完食すればスープを飲み干すのと同じこと。

カロリーも高くなるので体にいいはずがありません。

分かってはいるのですが、どうしてもやめられません。

ただ、最近受けた会社の健康診断で血圧が少し高いとお医者さんに言われてしまったので、今後は減らすことにしました。

もちろん、食べるときにはスペシャルフードのような感覚で、食後はカップ麺茶碗蒸しを楽しもうと思っています。

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