「これは事故です」トラブルによる孫の青あざに対する担任の呆れた対応

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ペンネーム:kame
性別:女
年齢:51
プロフィール:51歳WEBライターです。仕事・家事に毎日奮闘中。日々の生活の中で感じたことを紹介します。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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パソコンに向かって仕事をしながら、孫の帰宅時間を待ちわびる。小学校に入学したばかりの孫と一緒におやつを食べ、一緒にテレビを見ながら笑うのが、私にとっての至福のひと時なのです。
そんなある日、帰宅した孫がいつになく元気がありません。ちょっと泣いちゃったのかな?そんな顔つきにもなっていました。そしてよく見てみると、顔に青あざができていたのです。

そこで、なにかあったの?とやんわりと聞いてみたところ、遊んでいる時のトラブルと、それが原因の故意のケガだったことが分かりました。

トラブルは些細な内容でした。遊具で遊んでいる時、気づかずに上級生のエリア(?)に入ってしまい怒られた。謝ったけれど許してもらえず、遊具の上で顔を強くつねられる&引っかかれたというものでした。そこが青あざになっていたのです。

小学生の遊び時間のトラブルはままあることだと思うのですが、遊具は結構な高さがありますので、その上でのトラブルは落下事故につながります。また、上級生の一方的な暴力への問題意識と、今後続くと困るなという懸念から家族で話し合い。まずは、担任の先生に相談してみようとなりました。

翌日学校に出向き、事の顛末を担任の先生に報告。すると、私の目の前で信じられないような話の誘導が始まりました。

孫の説明にある、「上級生のお姉ちゃん」という部分を「同じ学年のお友達」に、「つねられた&引っかかれた」という部分を「偶然手が当たった」に、「遊具の上」を「校庭」へと、先生の言葉に言い換えられていきました。

驚くことに、これらは事情を説明した直後に私の目の前で行われたことです。その上で、「おばあちゃん良かったですね、トラブルではなくこれは事故です。なにも心配ありません」と先生は満面の笑みでした。

続いて孫には「間違っちゃったね~」と念を押す始末。そうなると、孫はイエス以外の選択肢はないと思えたらしく、か細い声で「はい」と返答。それに私が反論しても全く取り合ってもらえませんでした。

きっと、これがこの先生のシナリオであり、望んでいる答えなのでしょう。「都合の悪いことは認めない作戦」にしか思えませんでした。

こんなことがあると噂レベルで聞いたことがありましたが、実際にここまで露骨なのは初めて。これは一筋縄ではいかないと判断し一旦撤収。孫を守るにはどうしたものかという悩みが始まりました。

その後はなんと、ケガの様子伺いという名目で毎日先生から電話があり、その都度事故を強調した説明がなされていました。やはりこちらの言い分は一切聞く耳を持ちません。そして、その電話はケガが治るまでの間、期間にして10日ほど続きました。

そこから感じたのは、丁寧な対応テクニックと隠れた圧力。学校の意向か、先生の判断で行なわれているのかはわかりませんが、私をモンスターおばあちゃんにしたいのかな?というような意図が感じられる出来事でした。

有りがたいことに、子ども同士のトラブルが続くことはなく、平和に1年生を終えることができました。本当に感謝です。しかし、それは結果論。もやもやが残りました。

多くの小学校の先生は本当に熱心に子どもに教育を与え、トラブルにも対応してくださっています。これは本当に感謝すべきこと。今回のような残念な対応はレアケースなのでしょう。しかし、それにあたった時、どう対処すべきか答えが見つかりませんでした。

どうしたものか......私の中では未解決のまま。深く考えさせられる出来事でした。

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