性別:女
年齢:50
プロフィール:高2の息子と中3の娘を持つ母親です。89歳になる義母が介護施設に入所。でも義母のことで連絡が続く日々。
※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。
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89歳になる義母が5ヶ月ぐらい前から介護施設に入っています。自宅から出て行きたくはないとゴネていた義母を、このままでは経済的に立ち行かなくなると、噛んで含めるように説得し、最終的には期間限定の入居として、強引に施設に入ってもらいました。
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当然、義母は納得しないままに入所しているため、施設側に難癖をつけるようなことを言って、ヘルパーさんを困らせていたようです。例えば、たいした用事もないのにナースコールを日に20数回押してみたり、家に電話を入れて迎えに来させろとか、私を連れてこいとか、そうかと思うと施設の医師ではなく、そこから何キロも離れた自分のかかりつけの先生に診てもらいたいとか、食事に関してもやれマズイだの固いだの、言いたい放題だったとのこと。
そのため、私が仕事から帰ってくると施設からの留守電のメッセージは録音が出来ないほどいっぱいになっていたこともあります。内容はお義母さんに頼まれて〇〇を買いましたという報告や、かかりつけのお医者様にかかりたいと朝から晩まで言っているので、ご家族が対応して下さいというもの、あとお小遣いを欲しいと言っているのでなんとかして欲しい等でした。仕事で疲れて帰ってきて、こういう事がほぼ2、3日置きにあったので、私もどうしていいか分からず、ケアマネさんに相談しました。
ケアマネさんから「私が施設に掛け合うから」と連絡があり、ほどなく施設からの留守電攻撃は止まりました。ただし義母を黙らせるのに、義母が欲しがるお菓子や日用品を購入する費用、診てもらいたいと言い出した整形外科、眼科、耳鼻科の診察費用が高くつき、施設から請求書の金額は驚きでした。私が上限として言っていた19万よりも5万も高い24万円で請求されていたのです。上限として施設にお願いしていた金額も義母の年金だけでは賄えないので、私が3万ほど負担するつもりの金額だったので、施設への支払いをするのに私はWワークを余儀なくされました。
そのことをケアマネさんに相談すると、あまりに施設側の誠意がないと怒り、その翌々月の月末には次に移れる施設を見つけてくれて、見学もし、入所の運びになりました。しかし引っ越す日の前日になると義母の気持ちが変わり「私は老い先短くて、あと数カ月しか生きないと思うから、最期ぐらい好きにさせて!」と言いだしたのです。引っ越しの準備をしに行ったのに、半日説得で潰れました。もう、どうにでもしてと思いましたが、私がしなければ4人兄妹の末っ子で身内がいない義母のことを、何とかしてくれる人はいません。
やっとのことで引っ越しするという方向で話を付けて、ほんの2〜3時間で済む仕事のはずだったのですが、結果として丸一日使って準備をしました。そして何とか引越しをすることができたのです。
新しい施設でも義母は部屋が狭いだとか、食事がマズイだとか、思いつくままに文句を言っていましたが、事前に私が施設の人に義母のことを相談していたこともあり、介護士の方々が上手く受け流してくれていました。
義母の入居から1カ月経ちましたが、留守電攻撃もなく、こちらが上限だと示した金額内で収まって余りある請求書しか上がってきません。相変わらず文句は言っているのだとは思いますが、どこに行ってもどこに住んでも悪いところしか見えない義母なので、不満の種は消えることはないでしょう。
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