凝り固まった体と心を解きほぐす。ふらっとひとり温泉旅のススメ/中道あん

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こんにちは。

「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰の中道あんです。

前回のエピソード:「今年の目標」を達成しやすくする4つのポイント

 
毎日、仕事と家事で追われるような日々を過ごしています。
特に年末年始は業務が立て込みダウン寸前にまで心身の疲れを感じていました。

なので、せっかくの週末も家でダラダラと過ごしてしまいがちでした。

そんな時、思い切って旅に出てみました。

旅といえば、いつ、どこに、誰と、何を目的に?と考えて、候補をいくつか選び、その中から決めてと、準備に時間のかかるものです。

去年、親しい人と十分に計画を練って賑やかで楽しい旅をしました。一方で、それとは違う自分のペースで楽しめる、そして大げさなものでない、そんな旅をする機会はすぐ近くにあったりします。

ふらっと週末立ち寄れる。それは心ゆくまでひとり温泉旅です。

日本には全国に温泉地が散らばってあり、その数3千箇所以上、宿泊施設は1万3千軒もあるそうです。
私の住む大阪から交通機関を使っても2時間もかからずに到着する温泉地は何箇所かあります。
その中で何度か訪れたことのあるお気に入りの宿があります。

 

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京都駅からJR山陰本線に乗って20分程亀岡駅に到着。送迎バスで20分、山間の湯の花温泉へ。ひとりで心ゆくまで楽しめ、癒されるおもてなしのお宿に到着。

露天風呂ではこれでもか!ってほど手足を伸ばしても、誰にも迷惑をかけません。
ほかのお客さんとは一度も入浴時間が被ることがなく、貸切のような贅沢さを感じました。聞こえるのは溢れるばかりに湧き出るお湯の流れる音だけ。

普段私達の生活には様々な音に囲まれています。
自宅では色々な生活の音、職場では車の走る音や機械の音、カフェに入れば賑やかな話し声やBGM。静かな時間はいったいどれだけあるでしょうか。
お宿で気がついたのですが、ここは音が聞こえない。
静寂とまではいかないが、無駄な音が何にも聞こえてこないので、体と心に落ち着きを取り戻し、雑念が消えているのを感じます。

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私の旅の楽しみのひとつは読書。

静けさの中で、本を読んだり、疲れたら窓に視線を移し、そこから見える冬枯れの景色をぼんやり眺めてみたり。そして、また温泉につかる。そうしていくうちに段々と心が解れていくのが分かります。

 

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普段より早めの夕食はレストランで。
でもほかのお客さんの目も声も私には届きません。ちゃんとプライベートな空間が演出されています。これもお宿の心配りでしょう。

地元で採れた食材でもてなされる京料理の数々は目にも美しい。

おくどさんで炊かれた湯気立つご飯をいただく頃には気分は最高潮、もはや食を堪能するというイベントにも思えます。

お席で女将さんとも少しお話しを伺いました。
亀岡駅から少し離れ所に出雲大神宮という縁結び・長寿・金運にご利益があるパワースポットの神社があります。
そこから眺めるすそ野に広がる田園風景が初夏は太陽に照らされ苗が青く輝き、稲刈りの前には深く垂れた稲穂が黄金色に染まり、とても美しいそうです。

そうか、一人だと心の垣根をフラットにも出来き、人ともゆっくりと会話する余裕も生まれるのですね。次は是非お勧めの場所を訪れてみたいと思いました。そのためには頑張って働かねばという意欲も湧いてきます。

 

日々の疲れでカチコチに凝り固まった体と心に気づいたら、ふらっと立ち寄れるひとり温泉の旅で自分を解きほぐしてみませんか。

次の記事はこちら:「それは本当に必要?」55歳から始める暮らしのダウンサイジング(前編)

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中道あん
女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため、正社員として働きだしました。社会人の長男、大学生の長女と同居しています。要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしております。
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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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