「味覚音痴...なのかもしれない私(47歳・女性)は、食に関して無頓着なタイプです。若い頃は特にひどかった...。無頓着というか妙な気合い? 若さのおかげ? 1人暮らしの貧乏学生時代に私が経験した驚きの食生活を紹介します」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■貧乏学生時代の生活費節約チャレンジ
1996年、私が1人暮らしの貧乏学生だったときの話です。
親は学費を出してくれていましたが、家賃、光熱費、定期代で、アルバイト代の大半が消えてしまう日々でした。
学生の中には、アルバイトに精を出すために授業にほとんど出席しない人もいました。
しかし、私は授業に出ないで単位を取れるほど器用ではありません。
そこで、食費を最大限に削減することで、生活費の節約をすることにしました。
■食費をどこまで削減できる? チャレンジした結果...
食事を節約しようと決めた私。
選んだ方法は「とにかく炭水化物に味をつける」でした。
うどんはしょうゆをかけ、パスタをマヨネーズをかけて食べていました。
家に置いてある調味料は、塩・砂糖・しょうゆ・マヨネーズのみ。
うどんに飽きたら、そうめんや冷麦を食べて気分を変えていました。
ときには、うどんにマヨネーズをかけてサラダうどん風の味を楽しんだり(野菜なし)、パスタにしょうゆをかけて和風パスタ風の味を楽しんだりしていました。
美味しくありませんでしたが、節約のためと思うとなんだか楽しく、本来の味よりも満足している自分がいました。
また、ある期間は食パンと安い低脂肪乳(乳飲料)で毎日3食を凌いでいました。
もともと、牛乳や乳飲料は大好きでした。
低脂肪乳を飲みながら食パンを食べるのも、低脂肪乳に食パンを浸して食べるのも、その頃の私には少し贅沢にさえ感じられました。
6枚切りの食パンであれば1食に2枚食べることができます。
その当時は低脂肪乳も100円程度で手に入ったため、1リットルを1日で飲み切っていました。
その結果、さほどお腹を空かすことなく、食費を月5000円に節約することに成功したのです。
この話を友人などにすると、かなり驚かれます。
もしかしたら私が周りの人たちよりも味覚音痴? とは言えないまでも、食に無頓着だったから実現できたのかもしれません。
ここ数年は食品も値上がりしているので、当時のような節約は難しいかもしれません。
でも、1カ月くらいであれば、同様の食生活で過ごせる自信があります。
ただし、栄養の偏りにより健康を害する恐れがあるためおすすめはしません...。
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