「生理の遅れの不安を解決するために産婦人科へ。そこでの診察結果は意外なものでした。私は無理に投薬するのではなく、このままなるようになればいいと自然体で過ごすことにしました」
■診断結果に驚いたけど受け入れることに
診察室に入ると、そこにいたのは年配の女医さんでした。
恐る恐る表情を見ると...ニコニコといつもの笑顔を向けてくれて、私はホッとしました。
まずは内診をしてもらってから、いよいよ先生の説明が始まりました。
先生の説明によると、ホルモンバランスの乱れによる月経異常の可能性があるが、結果は1週間後の血液検査の結果待ちとのこと。
また、子宮がんの検査もしたので、その結果も1週間後に分かるというものでした。
すぐに結果が出なかったことに意気消沈した私は、1週間を不安な気持ちで過ごした後、再び産婦人科を訪れました。
「やはり女性ホルモンが低下していますね」
先生の言葉に、あいまいに頷いた私。
「少しずつ生理周期が早まったり遅れたりしながら、徐々に閉経に近づいていきます」との言葉に、思わず思考が固まりました。
つい1週間前には妊娠検査をしたばかりなのに、いきなり飛び出した「閉経」の言葉に気持ちが追い付かなかったのです。
先生の説明では、ホルモン剤の投与で治療できるとのことでしたが、このまま自然に閉経を待つことも選択肢の1つとのこと。
少し迷いましたが、私は薬を飲まずに自然にまかせることにしました。
すでにバセドウ病と高血圧の薬を飲んでいるため、これ以上飲む薬の数を増やしたくないことが大きな理由です。
その後、先生の説明の通り、生理周期は早くなったり遅くなったりしながら徐々に間隔が空き、診断から5年後、48歳で少し早い閉経を迎えました。
生理が止まってから1年を経過すると閉経なのだとか。
いざ閉経となると一抹の寂しさは感じましたが、「ああ、これで生理の煩わしさとサヨナラできる!」と、むしろすっきりとした気持ちになりました。
これから第2の人生開始です。
仕事にプライベートに、いろいろチャレンジしたいことは盛りだくさん。
更年期障害なんか吹き飛ばして、自分らしくマイペースに進んで行けたらと思っています。
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