家が臭くてたまらない! 年末に我が家で起きた「義母専用トイレ」の異臭事件。その後日譚<後編>

「体調を崩して思い通りに体が動かなかったのでしょう。義母が使ったトイレや部屋は、粗相したもので汚れていました。娘と一緒に掃除していると、お正月ということもあり、義母はお年玉を持ってきました。でも...」

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■義母からお小遣いをもらった娘。でも素直に喜べない理由が...

娘と掃除をしていると、それを見た義母が「ありがとう」と言ってきました。

手に持っていたのはポチ袋です。

「お年玉と一緒だから」

そう言って義母は娘に渡しました。

掃除をしてくれた感謝を込めて、お年玉を少し多めに包んでくれたようです。

喜ぶかと思いきや、娘は神妙な顔をしていました。

残念ながら、娘は義母があまり好きではありません。

同居していると嫌なところも目に入ってしまうので、こればかりは仕方がないかな...と思うこともあります。

それはともかく、お小遣いを貰ったわけですから感謝するのは当然です。

娘は「ありがとう」と受け取りました。

ポチ袋を開けると、娘が無言でお札を見ています。

少し気になって「どうしたの? いくら貰ったの?」と聞いたところ「ママ、婆ちゃんからのお札が少し汚れている」と言うのです。

「ん?」と思って見てみると、お札の真ん中の透かしの部分に汚れた指で触ったのでしょうか、指紋がついていました。

娘は、その汚れは義母が粗相したものと思っているようです。

電子マネーやバーコード決済が多くなり、現金をまじまじと見ることが少なくなりました。

ただ、私は仕事でレジを担当することがあり、レジで見るお札は数字が書いてあったり、落書きされていたり、指紋がべっとりとついていたり...。

「お金は誰が触ったか分からないよ。レジ担当していると、汚れたお札もたくさん見るよ」

お札の汚れの原因にはさまざまな可能性があることを娘に伝えました。

娘は納得したのかしていないのか、微妙な表情のまま。

お互い、それ以上の原因を突き止めるようなことはしませんでした。

私もちょっと怪しんでいましたが、クンクンするのはやめておきました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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