87歳の母に電話の一本もよこさない兄姉...独身の自分に任せっきりの現状に不満

pixta_4961750_S.jpg

ペンネーム:トマト
性別:女
年齢:55
プロフィール:福岡県在住で、87歳の母との2人暮らし。母の介護と仕事で追われている今、きょうだいの役割分担を考えることに。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

私には、7歳上の兄と4歳上の姉がいます。現在、兄夫婦は25歳の娘と3人で愛知県のマンションで暮らし、姉夫婦は私の自宅から車で30分の一軒家に義母と3人で暮らしています。姉には、2人の息子と2人の娘がいますが、それぞれみな就職や結婚、大学などで、親元を離れて暮らしています。

私は、一度も結婚経験がないため、父が亡くなってからの28年間、母との2人暮らしです。兄も姉も、私がいるから安心しているのか、昔から母に対しての心遣いが薄いのではないかと思っています。

これまでは、私が仕事で忙しくしていたのと、その間母が食事の支度から家のことは何でもしてくれていたので負担だと思うこともありませんでした。

 

ところが、母が病気になり、1年近くの入院生活で認知症の症状が現れ介護が必要になりました。かろうじて歩くことはできるものの、料理をはじめ、掃除や洗濯などの家事が一切できなくなったのです。

このことをきっかけに、きょうだいの役割分担とはなにかと考えるようになりました。

2016年の5月から2017年の4月までの1年近くにおよぶ母の入院中、姉は1週間に1度はお見舞いに来ていたものの、母とそれ程話すことなく10分位で帰っていきました。兄は、病状が悪いうちはさすがに心配して定期的に電話がありましたが、落ち着いてからは電話もなくなりました。

退院してからも、私は母の介護をしながら仕事をする日々に追われています。物忘れが激しくなった母は、5分前にしたことを忘れ、何度も同じ行動をしてしまいます。そんな母に対してつい怒ってしまいますが、すぐ我に返って反省し、笑いながら「さっきしたから、もうしなくてもいいよ」と、優しく声をかけるようにしている...そんな日々です。

兄も姉も、そんな介護の大変さについて他人事のようで、私にいたわりの声掛けも一切ありません。

兄は大企業で働き、姉は公務員で、2人とも経済的に裕福な方です。一方、私は小さな会社勤めでただでさえギリギリの生活なのに、母の生活費もすべて面倒を見ています。それでも、兄や姉に経済的な援助を頼んだこともなければ、愚痴を言ったことはありません。

 

決定的なのは、今年のお正月のことです。兄も姉も、電話一つしてくれなかったのです。母は毎日「電話すらない」と寂しそうに繰り返し、その度に私は「みんな、正月で忙しいからね」となだめていました。今回ばかりは、兄や姉に対し、「人の親でありながら、母の気持ちを想像することはないのだろうか」と腹立たしさを感じています。

立場上、母の健康管理や日々の生活に責任を持つのが私の役割というなら、それは受け入れます。でも、それであれば、せめて定期的に電話をして、母をいたわり、時々顔も見せて欲しい。それが、兄と姉が最低限にやるべきことなのではないかと思います。

母の認知症の症状がまだ軽い今の内に、兄と姉が時々、母に声を聞かせてあげる事で、母は、笑顔にもなるし、幸せにもなります。私は、母が笑顔だと最高に嬉しいし、私も幸せになります。

不公平感は多々ありますが、今のところ、私が兄と姉に望む事は、ただそれだけです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
PAGE TOP