「このままでは貯金が底をついてしまう...」始めた500円玉貯金はクセになる楽しさ

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ペンネーム:向日葵
性別:女
年齢:50
プロフィール:12歳から23歳の3人の子ども&脳梗塞の夫と暮らす、50歳のワーキングマザーです。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

◇◇◇

夫が脳梗塞で倒れたのは、今から7年前、働き盛りの48歳のときでした。当時、専業主婦だった私は43歳。夫と3人の子どもたちを養うべく就職をしましたが、悲しいかな夫の稼ぎには遠く及ばず、家計は「生活していくのがやっと」の状態になってしまいました。

当時、末っ子の長男はまだ3歳で次女は10歳。長女は18歳の高校3年生になっていたので、ありがたいことに、学校帰りにコンビニでアルバイトをして家計を助けてくれました。けれど、それでも生活するのがせいいっぱいで、当然、今までのように貯金をすることはできなくなりました。

そればかりか、貯金はじりじりと減っていくばかり。「このままではいずれ貯金が底をついてしまう......」そんな危機感をつのらせた私は少しでも出費を減らそうと、さまざまな節約をはじめました。

このような状況で節約を余儀なくされたと考えると、なんだかつらそうなイメージがわくかもしれません。でも、インターネットで節約の方法を探したり、同じ年代の職場の同僚と節約の情報交換をしたりするのは意外に楽しかったのです。中でも、一番のヒット節約術が「500円玉貯金」です。これは、懇意にしている職場の同僚が勧めてくれたものですが、その同僚はなんと1年で30万円を貯めたというのです。1年で30万円というと月換算で2万5千円。夫が倒れる前までなら楽に貯金できた金額ですが、現状ではとうてい無理な金額です。「本当に貯まるのかな?」と半信半疑でしたが、とりあえずチャレンジしてみることにしました。

まずは、先行投資です。近所の100均のお店に貯金箱を買いに行きました。500円玉貯金用の貯金箱もあったのですが、ピンクのこぶたの貯金箱の愛らしさにハートを鷲掴みされてしまい、購入。あとは、「財布に500円玉があれば、貯金箱に入れる」だけです。ちょうど500玉が2枚あったので、さっそくこぶたの貯金箱に投入。「チャリーン!チャリーン!」という音のなんと小気味よいこと!私の500円玉貯金モードは一気に高まりました。

それからというもの、一日の終わりに500円玉を貯金箱に入れるのが、楽しみになりました。そう、「とても楽しい」のです。だから、買い物するときにも、おつりが500円以上になるように工夫するようになりました。例えば300円の買い物をするときは、小銭を出すのではなく千円札を出すのです。そうすれば、700円のおつりが来て500玉が1枚手に入り、貯金箱に入れることができます。おそらく一日に一枚は500円玉を貯金箱に入れていたと思います。

貯金を始めたのは9月ごろだったのですが、翌年の3月に次女の自転車を購入するために貯金箱を開けたら、10万円を超える金額が入っていてとても驚きました。まさに「ちりも積もれば山となる」ですね。自転車を購入した残りのお金は銀行に預けて、また新たに500円玉貯金を開始しました。現在でも、わが家のピンクのこぶたの貯金箱は現役で、せっせせっせと500円玉を貯めています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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