えっ、掃除してあげるの? 独身40代の弟に対して「何もできないから俺が...」と甘やかし続ける夫

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女性
年齢:42
プロフィール:夫と2人暮らしです。

えっ、掃除してあげるの? 独身40代の弟に対して「何もできないから俺が...」と甘やかし続ける夫 25.jpg

夫(52歳)には10歳の離れた独身の弟がいて、その弟は義母(80代)と2人で暮らしています。

夫には歳の近い妹もいますが、弟だけ年が離れているうえ、生まれたときから病弱だったため、小さい頃から両親に甘やかされて育ち、夫いわく「弟は1人では何もできない」ということです。

夫は小さい頃から厳しく育てられ、大学は希望した国立大学に行けなかったため、奨学金を借りて自力で卒業しました。

しかし、義弟はろくに勉強せずに入った専門学校を中退していまい、しかもその学費は全額、親に払ってもらっていたそうです。

夫は学生時代から1人暮らしをしていたので 一通りの家事はできますが、義弟は1人暮らしの経験がほぼないので家事ができず、中でも部屋の掃除が大の苦手とか。

そんなある日、夫が「母の具合が悪いからちょっと実家に行ってくる」と言いました。

お見舞いにでも行くのかな?と思っていましたが、なんと夫は義弟の部屋を掃除しに行くというのです。

というのも、 普段掃除をしている義母が寝込んでしまい、実家はゴミ屋敷状態になっているとか。

たまりかねた義母からSOSの電話がかかってきたのが理由でした。

「私も手伝おうか?」と言いましたが、「あまりにもひどい状況だから恥ずかしくて絶対に見せられない」と拒否されてしまいました。

その日遅くに帰ってきた夫に聞くと、部屋の床一面に飲みかけのペットボトルや食べかけのお弁当などが散乱していて、分別するだけでも一苦労だったそうです。

そんな汚い部屋に住んでいて義弟は嫌じゃないのかな、私だったら掃除の手間よりもそんな環境の中で暮らし続けることのほうが嫌なのに...と、そこまで掃除が嫌いなのかとびっくりしました。

また、義母の通院なども基本的に義弟が行くことはなく、夫が付き添うことがほとんどです。

「友だちとの旅行や趣味のサークルがある」と言い、夫に付き添いを頼むのです。

家族の病気のことなんだから自分の趣味よりも優先させるべきでは?

それに、同居している義弟のほうが義母の症状を把握しているので、医師への説明も詳しくできるのではないかと思います。

しかし、それを夫に言っても「弟は会話下手でお医者さんともうまく話せないし、書類の手続きも苦手だからできない。俺がやるしかないんだ」と決めつけたように話します。

いくら義弟が何もできないといっても、もう40代の社会人。

苦手だからという理由でやらせなかったら、いつまでもできるようになりません。

夫はいつも「義弟は甘やかされて育ったから何もできない」と愚痴っていますが、夫こそ義弟を甘やかしすぎなのでは?と思ってしまいます。

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