20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。
今年60歳を迎える中道さん。そんな節目を迎えるにあたって、気になることは3つ。人生をもっと面白く、そしてイキイキと過ごしていくために、今思うこととは。
【前回】「持ち家だって維持費がかかる」28年前購入の一戸建てに住む50代の嘆き。家の価値は今...
フリーランスなので定年はないのですが、60歳は人生の節目だと思います。
一つは長年働いてきた会社を退職して新しい働き方、生き方を始める人が多いから。
もう一つは、気力が低下すると聞いたからです。
私は、55歳で退職したので、そういう意味では世間より一歩先に新しい働き方と生き方を始めたと言えるかもしれません。
59歳と364日と、60歳と0日、で何が変わるのかと聞かれれば、正直なところ何も変わらないのではないでしょうか。
でもなんだか気になっちゃうことがあります。
それは
1.これからの人生「時間」を大切に使いたい
2.お金の心配をしたくない
3.イキイキと楽しく暮らしたい
の3つです。
1.これからの人生「時間」を大切に使いたい
これからの人生「時間」を大切に使いたいと思います。
45歳から真面目にずっと働いてきました。
一般的なサラリーマンに比べると断然短いのですが、家族のために生きていた時間も含めると、やはりずっと走ってきたという感じです。
ここらで人生をもっと面白く生きたいなと思っています。
さてどうすれば人生は面白くなるのでしょうか。
ひとつ言えることは「今日を楽しもう!」と決めることだと思います。
最近のモットーは直感に従い即断即決。
もし、その選択が失敗でも、それすら楽しんでしまおうと思うようになりました。
それと華やかなSNSを見て自分と比べない。
どうしても比べちゃうときは、見ないことだと気づきました。
今日一日を楽しく精一杯生きる。
これが人生を謳歌する秘訣ではないかなと思っています。
2.お金の心配をしたくない
定年後はどう働くか決まっていますか?
私は60歳以降の働き方を模索しているところです。
周りでは再雇用制度を利用して働いている人がほとんど。
まだまだ元気だし、お金も必要ですしね。
でも、仕事だけに時間を使うのは、もういいかな、と思ったりします。
だから、50代のうちに収入を得るだけではなく資産を増やしていくことも大事ではないでしょうか。
SNSなどで「収入がいくらあるか」(とっても高収入)を暴露している人達をみかけますが、資産を声高らかに発信している人はいません。
でも収入より資産のほうがよほど大事だと思うのです。
収入=支出であれば、いくら高収入でも常にお金の心配をしているはずですから、気持ちは不安なはずです。
お金の心配を無くすには、より稼ぐことより、今ある収入から1割でも残して貯められるスキルや行動をすることです。
ここのところ光熱費の値上げが騒がれ、わが家の支出を見直した結果、リビングで寝ている犬のために暖房をつけたまま寝ることをやめました。
息子が寝るタイミングでトイレを促し、息子のベッドで一緒に寝てもらうことにしました。
これで毎日8時間分のエアコンの電気料金を削減できます。
収入、支出、貯金、投資の4つの視点から、どのように働き、どのように暮らすのか、理想のライフスタイルが見えてきそうです。
3.イキイキと楽しく暮らしたい
やはり、刺激はあった方が若々しく、イキイキと楽しく暮らせると思います。
なので、楽しいと思うことを、自分で見つけだ出しベントしていかなきゃと思います。
誰かに誘われるのを持っているだけでは、どんどん時間だけが過ぎてしまいます。
家に引きこもってばかりいては、あっというまに老けてしまいそうです。
だから、年齢を重ねるほど受け身の姿勢から、自ら率先して始める姿勢が大事だと思います。なんでもいい、チャレンジして新しいことに出会ってみる。
59歳になって2つ新しいことを始めました。
今年は海外ひとり旅もします。
そう決めたら、本を読んだり、情報収集したりと結構忙しいものです。
チャレンジ精神さえ失わねば、人生に退屈なんてしなさそうです。
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。