<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ぴっぴ
性別:女性
年齢:43
プロフィール:小学生高学年と低学年の2人の子どもを持つパート主婦です。
遠方に暮らす義母(80代)は買い物が大好きです。
義母のお金ですので、家計的に問題なければ好きにすればいいと見守っていました。
ただ、パソコンの買い替えについてはどうしても「ちょっと待って」と言いたくなってしまいます。
なぜなら、義母はパソコンがうまく使えないと「パソコンが壊れた」と、すぐに買い替えようとするからです。
最初に義母が買ったパソコンは、大型電気店ですすめられた謎のメーカーのもの。
値段は2〜3万円くらいで、挙動は遅く、ネットサーフィンすらストレスでした。
義母は「新しいパソコンが欲しい」と言い出し、それはまあ納得いく意見だったので、半年後に有名メーカーのパソコンを買いました。
これはスペックも高くて問題なく使えるなのですが、使って1カ月もしないうちに義母は「メールの受信がうまくいかないから、パソコンを買い替える」と言い出したのです。
ネットワークかメールソフトの設定が問題だと思うのですが、義母は「パソコンが壊れていると思う」の一点張り。
結局、夫が新幹線に乗って実家に帰りパソコンを確認したところ、まったく問題なくメールが受信できました。
「あら、壊れてるんじゃないのね~」と、義母もパソコンの購入をあきらめてくれました。
しかしまたしばらくすると、「プリントアウトができないから、パソコンを買い替える」と義母...。
それはプリンターが問題なのでは...?
このように義母は、全ての不具合を「パソコンの故障」のせいにし、すぐ「買い替える」と言い出すのです。
ちなみに、80代後半の義父はパソコンに詳しいのですが、基本、義母のこの騒ぎには手助けをしてくれません。
なぜなら、義父は新しい物が好きで、義母に最新のパソコンを買って欲しいからです...。
義父と義母は貯蓄が別で、義母が自分の貯蓄からパソコンを買えば、義父はお金を使わずに済むのです。
「なんかメールが見れないねぇ。なんでなの」と騒ぐ義母の近くで、義父は我関せずとスマホで趣味に関する動画を見ています。
義母はパソコンをそんなに使うわけではありません。
ときどき孫の写真を大きな画面で見たいとか、インターネットで気になることを検索する程度です。
以前、SNSに登録したこともあったのですが、「知らない人から友だち申請がきて怖い」などと大騒ぎして、今は放置状態です。
めったに使わないくせに、なんで新しいパソコンにこだわるんでしょうか?
そう思い続けて10年。
義母の購買意欲(?)は衰えることなく、この10年で義母が買ったパソコンは、デスクトップ、ノートパソコンを含めて5台以上になりました...。
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